ひょうたん会議

「楽しもう、ちょっとマジメな話。」をモットーに、“重要だけど緊急じゃないこと”をテーマにした飲み会スタイルの少人数制ゆるゆるセッション。

| About | News | Report | Notes | Internship | Books | Contact |

Report: 連続ひょうたん会議 vol.11-13 パラレルワークを考える

ひょうたん会議vol.11-13は「連続ひょうたん会議」と名前をつけてひとつのテーマの元に3人のメンターを迎えて少人数のセッションを行いました。

 
 場所はこちらでした。
 
今回のテーマは「パラレルワークを考える」です。
パラレルワーク、パラレルキャリア、というと一般的には副業というイメージに直結しやすいと思います。
 
たしかにそんな意味合いもあります。
ところがそれだけでは、現在われわれ世代が活動していることの断片しか捉えられていないような、そんな物足りなさを感じてしまうのです。
 
今回メンターに呼んだ3名はそれぞれ本業で企業勤めをしつつ、本業以外のことにも時間や情熱をかけている人に来てもらいました。
 
ひとりは女性支援、ひとりは地方創生、そしてこのひょうたん会議を実施しているかとです。
 
今回のメンターに共通しているのは「それぞれの活動のいずれにおいても収入を得ていない」ということ。
 
 
副業で成功している人の話もきっと面白い。けれどそれはなんだか自分とは遠い存在の話のよう。お金はたしかにとても大切な存在。だけどお金以外のことに目を向けることによって本質的な何かに近づけるのではないか?
そんな思いで、今はパラレルワークでお金を稼いでいるわけでもないのに、本業以外にも時間や情熱を割いていることがある、その原動力や目指すその先には何があるのだろう―。

こうして3回の連続ひょうたん会議は開催されました。
 
早速以下各回の振り返りです。
 
ひょうたん会議 vol.11 「女性支援の活動から」
▼メンタープロフィール
鵜木  彩(うのき あや)
本業は外資系メーカーを経てベンチャー企業へ転身、
女性の新しいライフスタイルをデザインするコミュニティ『TODAY』を主宰。 

 

nipponmkt.net

nipponmkt.net

 

はい。告知のときにはあえて知らせませんでしたが美人マーケターにも取り上げられたことのあるとっても活動的で(美人で)自身の思いにまっすぐで(美人で)そして行動力のある(美人な)方です。

 

 

f:id:Hyo_tan:20160501165242p:plain
楽しいことやり尽くして、生産的な遊びがしたいとおもったんだよね

 

そんな風に口火を切ってくれました。

 

そのときはふうーん、そんなものかと流したけれど、かみ締めればかみ締めるほど「なるほど確かにそうかもしれないな」と思わせる一言です。

 

この会のトピックではこんなことが話されました。

 

本業以外の時間と本業以外に傾ける情熱、というものがあるとする。それらは自分個人の趣味かもしれない。人によっては映画が好きだし、本を読み耽るのが好きな人もいる。人と会って話して飲むことに情熱を感じる人もいれば寝て過ごすことでバランスを取る人もいる。

人によってはそれらが対外的で、社会との接点や社会への価値提供であったりする。ときにそれは周囲の目に晒されることから「意識高い系」だなんて揶揄して呼ばれたりもする。

このとき、パラレルとは「物理的な時間配分」と「精神的な熱量配分」のトータルバランスのことで、ワークとは「社会との接点・社会への提供価値」と捉えることができるのではないか。

よって女性支援の活動は対社会への価値提供という意味においてパラレルワークであり、自身の内的発散はパラレルワークとは呼ばない、という見方ができるのではないか。

 
善し悪しの話ではなく、違いを明確にするための視点。
 
パラレルワークとは、内的な発散ではなく、外的な価値提供。
 
 
自身の人生において費やす時間・情熱の全体を
1)個人的・内的な趣味や余暇
2)社会的・外的な活動や取組

に分けて考えたときに、それぞれどれだけのウェイトを占めるか。
その配分によって違いが生まれるのではないか。

このとき、この会のメンターは2に比重があり、「これといった趣味がないんだよねぇ」と言っていたのも印象的でした。
 
パラレルワークとはなんぞや?について考えが深まった第一夜。
 
 
 
ひょうたん会議vol.12 「建築からのコミュニティデザイン」
▼メンタープロフィール
小堀 祥仁(こぼり よしひと)
本業は大手建設会社の一級建築士有資格者。本業以外では、学生時のゼミ仲間と、建築×デザインで地方活性のコミュニティデザインを手掛ける活動に取り組む。
 
・・ではその内的発散ではなく外的価値提供であるパラレルワークは、自身にとってどんないいことがあるのか、本業とどのようなすみわけをしているのか。

vol.12の会ではメンターがプレゼン資料にまとめて準備してきてくれました。
 
 f:id:Hyo_tan:20160428195007j:plain

 

 

f:id:Hyo_tan:20160501170128p:plain
本業をRICE WORKとするならば、本業以外の活動はLIFE WORKと呼べる。

 

こんな切り出しで始めてくれたメンター。 

平日は大手建設会社でプロジェクトマネジャーとして働き、本業以外では島根県を中心とした地方へ赴き、ある家族の依頼を受けています。

具体的にはある家族の両親をオーナーとして、3人の子供たちの遊び場、そして地元のひとたちも楽しめる「空間」づくりを設計から構想、施工そしてその後の運用まで計画を立てて携っています。

 

 

f:id:Hyo_tan:20160501171020p:plain
オモイをカタチに変えていくことが仕事です。

 

f:id:Hyo_tan:20160427194740j:plain

 

オモイを「建築」というアプローチからカタチに変えていく。

 

 

f:id:Hyo_tan:20160501171115p:plain
コトの大小は本業と本業以外で異なるけれど、根底にあるオモイはいずれも同じ。

 

  

はたから見ると「パラレルワーク」だけど、本人は「パラレってる」自覚はなかったといいます。 
 
f:id:Hyo_tan:20160427195107j:plain
本業で都会を対象に大きな規模のカタチをつくりだし、本業以外で田舎を対象に小さな規模のカタチをつくりだす。
その中軸には、都会でも田舎でもない地元の原風景があったのでした。
そんな都会と田舎、そして将来の時間軸とともにいったりきたりしながら人生の設計図が描かれている。その時間軸と都心部⇔田舎の行き来がまるで心電図のように、生き生きとした波線で表現されるのでした。
その鼓動が、はたから見たら時に「パラレル」に映るのかもしれません。
 
パラレルワークはパラレルのようで一本の太い幹の様でもある
 
そんなパラレルし合うそれぞれの関係性について考えが深まった二夜。

 

  

ひょうたん会議vol.13 「本業以外で軸となる自分を持つ」
▼メンタープロフィール
加藤 淳(かとう じゅん)
本業は外資系メーカー勤務。
重要だけど緊急でないことを語り合う飲み会、ひょうたん会議を主宰。
 
・・パラレルワークは内的発散ではなく、外的価値提供である。
そしてパラレルワークはパラレルのようで一本の太い幹の様でもある。
そんなことを話した連続ひょうたん会議。
 
最後はひょうたん会議を主宰しているかとがメンターです。
 

 

f:id:Hyo_tan:20160501170738p:plain
本業以外には、大学の卒業生組織、大学のゼミ、サークル、ひょうたん会議にかかわっています。
 
 そこですかさずファシリテーターが一言。
なんでそんなにやってるんですか?
 
そんなシンプルな質問で始まった最後の日。
そうです、最後はモチベーションの源泉について話しました。


学生時代にゼミで組織行動論を学んでいた参加者のひとりが、経営学(ビジネス環境下)におけるモチベーション(動機付け)理論と人間の欲求理論を紹介してくれました。
それによるとより高次の欲求を満たそうとしているようにみえる、とのこと。
 
 
f:id:Hyo_tan:20160501172751p:plain
うぅん、それでも昨日のメンター(第二夜)のように何かひとつの目標や具体的な目指す先があってつながっているわけではないんだよねぇ。
 
目指す先に何かがあるわけではない・・
具体的に何かあるわけではない・・

そんなメンターが辿り着いた答えは、
 

 

f:id:Hyo_tan:20160501174500p:plain
今はまだそれぞれの先にある明確なものはないけど、いつか自分事として社会課題に出会ったときに発揮できる力や人を巻き込む経験、勝負する気概を持てるようになりたい。

 

というものでした。


その出会いは、自ら向かっていくものもあれば、ある日突然降って湧くものかもしれません。
 
 
パラレルワークは目指す先からの逆算だけでなく、来たる未来への備え。
 
そんなパラレルワークのあり方に触れた最終夜でした。
 
====

新たな試みとして実施した連続ひょうたん会議。
ひとつのテーマに3人別々のメンターを呼んで実施しましたが、それぞれの会の参加者もそれぞれ置かれている立場や状況も異なりました。
すでに本業以外の活動に従事している人。これから本業を探す就活生。本業が楽しくてしょうがない人。今の本業に疑問を感じて新たな挑戦をしようとしている人。
その多様性がより、会それぞれで話される内容を濃くしたのでした。

同じテーマで、メンターが同じだったとしても、会に参加してくれるプロテジェのみなさんの多様性があるからこそ、それぞれ異なる議論が起こることを改めて実感しました。


パラレルワークとは何か
本業以外に取り組む背景やいく先には何があるのか
 
いつか重要で緊急な出来事に出会ったときに、今回話されたことのエッセンスが気づきとして思い出されたり、背中を押してくれるヒントになったら幸いです。
 
====
 

「楽しもう、ちょっとマジメな話」

 

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

 

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

 

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。

 

 ひょうたん会議の興味通知フォームできました。 登録はこちらから。

goo.gl



お問い合わせはこちらまで







 
 

News: 次回予告「パラレルワークを考える」~建築という、空間からのアプローチ~

連続ひょうたん会議のメンターを紹介します。

 

ひょうたん会議vol.12メンターは小堀 祥仁さんです。

 

 
 
”地域に根ざして「個別解」を考え出す、そんなアナログで向き合うコミュニティデザインをライフワークにしています。”

 

 

メンターは事前の打ち合わせでこんな風に教えてくれました。

 

 

活動内容はたとば、自宅リノベーション。
地方の一軒家をリノベーション。子どもと一緒にどんな「いえ」になったらいいかをディスカッション。地域にオープンな「いえ」を目指します。
ワークショップ形式で家族との対話の時間を持ち、家族の要望と子どもの思いをカタチにしていきます。

 

f:id:Hyo_tan:20160410141656j:plain

(楽しみながらのワークショップ)

 

活動内容はたとえば、廃校リノベーション。
地方に現存する廃校を再生させて、役場として活用し、地元の人も使える場を提供する。彼らが使うのはここでも「建築」という手法。そこの場所がそのコミュニティにとって、役場にとってどのような場所であってほしいのか、どんな場所であれば使いたいと思うのか。

 

 

活動内容はたとえば、古民家再生。
地方に現存する古民家を再生させて、そこに存在するコミュニティをより豊かなものにする場を提供する。彼らが使うのが「建築」という手法。そこの場所がどんな場所であってほしいのか、どんな場所であれば使いたいと思うのか。
そんな地元民の言葉に耳を傾け想いを紡いだコンセプトづくりから、設計、再生まで、創りあげていきます。



f:id:Hyo_tan:20160410141743j:plain

(作業中に地元の方と)

 

これらプロセスでは、地域との合意形成の側面もあります。家庭に入っていくことでは教育的な側面もあれば、予算内に納期に間に合わせる時間の管理という側面もあり、ものづくりにおけるプロセスマネジメントの集合体と言えるでしょう。
  
普段は大手建設会社でみんながよく知る商業施設のデザインや設計、建設に携わっています。
図面を通じて設計・技術と話をし、見積もりを通じて予算管理をこなす。ひとつの意思決定がウン千万単位でモノゴトを動かしていくダイナミクス。
 
 
これは「全体解」を考え出すアプローチと言えるでしょう。
 
 

 

 


そんな全体解を本業で、個別解をプライベートで行っているメンター。
 
そこにはどんな思いや考え方があるのでしょうか。
 
自身の体験やこれからを思い描きながら、
一緒に考えてみましょう!

 

 

 

 

f:id:Hyo_tan:20160410141826j:plain

(青空の下でワークショップ)

 

====

 連続ひょうたん会議 vol.12
テーマ「パラレルワークを考える」

【日時】vol.12 4/19 19:30~
【場所】都内飲食店
【費用】1,000円+実費飲食代
(嬉しいことにご興味いただける方が増えました。会にわたしたち主宰も参加者も本気で向き合っていただきたいという思いから今回より参加費をいただくことにしました。会の継続性を支援するため、企画に掛かる雑費に充てさせていただきます。ご理解いただきたくお願いします。)
【定員】残り1席

▼メンタープロフィール
vol.12 小堀 祥仁(こぼりよしひと)
本業は大手建設会社の一級建築士有資格者。学生時のゼミ仲間と、建築×デザインで地方活性のコミュニティデザインを手掛ける活動に取り組む。


※ご参加に際して以下をお願いしています。
1.ひょうたん会議facebookグループ(非公開)に参加をお願いします。(参加予定者にこちらからご連絡します)
2.事前にグループ内で「参加動機や話したいこと」の投稿をお願いします。
3.後日、参加してみてのフィードバックをお願いします。

 

====

 

「楽しもう、ちょっとマジメな話」

 

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

 

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

 

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。

 

 

メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。

 

 

お問い合わせはこちらまで

 

hyo_tan@outlook.jp

 

News: 次回予告  連続ひょうたん会議 vol.11,12,13「パラレルワークを考える」

みなさんは、パラレルワーク、パラレルキャリアという言葉を耳にしてどんな印象を持つでしょうか?

 
副業、といったニュアンスでしょうか?
 
まだ自身とは遠い言葉に聞こえているでしょうか?
 
 

 (普段は子ども、実はスーパーマーーン!)

 
 
こんなまとめもあります。
 
このまとめに「ゆとり世代が注目している」とありますね。確かにちょうど社会人4-8年くらいの若手が興味ある領域かもしれません。子どものころに安泰と言われた、あのゲームの会社やオーディオメーカー、家電メーカー、電力などのインフラ、など数々の企業において終身雇用が前提となって働く、ということが考えにくい現代ならではの考え方かもしれません。
 
 
話は逸れますが、企業のマネージャー研修を受けると、「ゆとり世代はゆとり世代と呼ばれることを嫌がる、1年違うだけでもゆとりではないと言う傾向にある」などのインプットをされるそうです。
わたし自身、まさに教育課程の変更がおき円周率を3で覚えたゆとり世代の、ひとつ上の代です。そしてご他聞にもれず「ゆとり世代」という概念に違和感を覚えます。世間一般的に語られる「ゆとり」という言葉が持つ意味合いには、どこかネガティブな語感を持っているし、実際の会話の中でも「世代が持つ特徴を経済状況から表現した」これまでのベビーブーム世代、団塊の世代、バブル世代とは異なる様相を呈しています。「ゆとり」。ここから発話される内容は言外に個人的な価値観や「ものごとに余裕があり、窮屈でない」といった語彙からくる人間性への投射を感じざるを得ません。
この前提で語られるとき、「ゆとり世代」なんて言葉を作り出したのはあんたら大人だろ、と反射に近い否定的な気持ちになります。
「ゆとり」という言葉を使って、自身とは違うことを(ネガティブな意味合いを込めて)語られる風潮に辟易します。
 
====
 
 さて本題。
 
 働く、ということはひとつはもちろんお金を稼ぐ手段です。
そして生きている時間の大半を働く時間に使うのもまた事実。
 
それはきっとこれまでもこれからも大きくは変わらないことでしょう。
 
 
それでは上の指摘では、われわれ世代では何が変わったのでしょうか?
 
 
実際に本業以外の活動に注力している人はどんな考え方で何をしているのでしょうか?
 
 
 
大ひょうたん会議を終えて、ひょうたん会議2.0へ成長していくために今回はまた新しい実験をしてみます。
 
それが「連続ひょうたん会議」です。
 
 
ひとつのテーマのもとに、複数のメンターをお呼びします。
 
パネルディスカッションのように有識者を複数人集めて対談をしてもらうのではなく、それぞれがあくまでそれぞれでセッションを実施します。
 
そしてそれらの共通点や違いをわたしたちひょうたん会議のアウトプットとしてみなさんに共有します。
 
 
ひとつのテーマ。3人のメンター。
考え方も捉え方も、実際の活動も目指す先も違う、それぞれの価値観を聞いていくことでより多様で、多くの人のヒントになればと考えています。
 
テーマはずばり「パラレルワークを考える」です。
 
すでに何か活動している人でも、
将来について考えておきたい人も、
どんな選択肢があるのか知りたい人も、
これから働く学生であっても、
このテーマで話してみたいみなさんが対象です、ぜひご応募ください!
 
 
それぞれの会のメンターについてはまた別途紹介していきます。
 
 
それでは新しい取り組みをお楽しみに!
 
====
 
連続ひょうたん会議 vol.11,12,13
テーマ「パラレルワークを考える」


【日時】
   vol.11: 4/18 19:30~(残席1)
   vol.12: 4/19 19:30~(残席2)
   vol.13: 4/20 19:30~(残席2+ファシリテーター1)
【場所】都内飲食店
【費用】1,000円+実費飲食代
(嬉しいことにご興味いただける方が増えました。会にわたしたち主宰も参加者も本気で向き合っていただきたいという思いから今回より参加費をいただくことにしました。会の継続性を支援するため、企画に掛かる雑費に充てさせていただきます。ご理解いただきたくお願いします。)
【定員】各回最大4席
【参加方法】Hyo_tan@outlook.jp まで「参加希望」と連絡ください


▼メンタープロフィール
vol.11  鵜木 彩(うのきあや)本業以外の活動は人生の「生産的な暇つぶし」?
女性の新しいライフスタイルをデザインするコミュニティ『TODAY』を主宰。
https://www.facebook.com/today.lifestyledesign

vol.12 小堀 祥仁(こぼりよしひと)本業も本業以外の活動も自分自身の「将来につながっている」?
本業は大手建設会社の一級建築士有資格者。学生時のゼミ仲間と、建築×デザインで地方活性のコミュニティデザインを手掛ける活動に取り組んでいます。

vol.13 加藤 淳(かとうじゅん)本業以外にも、自分の学びは自分でつくる?
重要だけど緊急でないことを語り合う場、ひょうたん会議を主宰。


※ご参加に際して以下をお願いしています。
1.ひょうたん会議facebookグループ(非公開)に参加をお願いします。(参加予定者にこちらからご連絡します)
2.事前にグループ内で「参加動機や話したいこと」の投稿をお願いします。
3.後日、参加してみてのフィードバックをお願いします。


____

ひょうたん会議
「楽しもう、ちょっとマジメな話」
ブログも更新しています。
http://hyo-tan.hatenablog.com/
 
 
 

Report: ひょうたん会議 vol.10 大ひょうたん会議

ひょうたん会議第10弾はこれまでのセッションの壁を打ち破り、少人数制という制限をとっぱらって開催しました。

 

渋谷gudene(グデン)

www.gudene.com

15名から貸切が出来、最大50名の立食まで対応可能とのこと、以前利用させていただいた経験から即決しました。

 

小さな貸しきりパーティには十分で、設備も整っているのがうれしいところ。

(PC接続、イアホンジャックあり、スクリーン、マイクなど必要なものはそろっています)

 

====

 

「ひょうたん会議ってなにやってんの?」

 

「おもしろそうなんだけどちょっとハードル高そうで」

 

「とりあえず遊びにいきたーい」

 

 

そんな声にお答えして、人数制限の枠をとっぱらって、みんなで「重要だけど緊急じゃないこと」を考え話すセッション、それが大ひょうたん会議でした。

 

f:id:Hyo_tan:20160406104818p:plain

 

たくさんの反省と至らなさはありますが、うれしいことにいただいたポジティブな声を紹介します。

 

多種多様な方々とリラックスした雰囲気で話をすることができたこと。全員の自己紹介があることにより、話かける上でのハードルが下がりました。


いろんな価値観を持ち、考えること・人と関わること・行動に移すことが好きな人が集まっていたので、たくさん刺激を受けました。


重要だけど緊急じゃないことを話すことの必要性を感じることが出来た。


ひょうたん会議のネームプレートやテーマソング、チラシなどどれも良くてここに至るまでたくさん考えて準備して下さって、その思いが昨日の場からよく伝わってきました。

 

 

40名以上の方に集まっていただきました!

f:id:Hyo_tan:20160406104840p:plain

 

====

f:id:Hyo_tan:20160407130802j:image 

 

当日は、

 

・20秒自己紹介

 

・「みなさんにとっての重要だけど緊急じゃないことってなんですか?」

 

 

をシェアしてもらいながら会を進めました。

 

 

====

 

20秒自己紹介では、全員が一言ずつ話すことによって、当日の会にどんな思いで参加しているのか、互いにどんな話を共有し合いたいか、といったことがわかるようになりました。

 

その後の話では、テーブルごとにそれぞれ思い思いに話をしてもらいました。さすがこういう会に興味持っていただけたみなさんです、それぞれの会話を楽しんでいただけたようです。

 

大ひょうたん会議でさらに少し、わたしたちがやりたいこと、目指すものを共有できたと思います。

 

 

また小さいひょうたん会議にも遊びに来てくださいね。

 

 

ちょっとマジメな話、楽しみましょう!

 

 

 

 

 

====

 

 

「楽しもう、ちょっとマジメな話」

 

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

 

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

 

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。

 

 

メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。

 

 

お問い合わせはこちらまで

 

hyo_tan@outlook.jp

 

Report: ひょうたん会議 vol.09 縁をつむぐ

ひょうたん会議第9弾はこれまでのセッションの枠を超えて、千葉県館山市での合宿ひょうたん会議でした。


====
かとより

今回は実験的な試みも込めて、メンターの現在のお住まいである館山にお邪魔しました。


合宿ひょうたん会議、でした。

そのメンターは現在奥様と、ふたりの子どもと一緒に館山で暮らされていて、
会社経営のあと、現在は農業に従事されています。


今回のひょうたん会議のテーマは「縁をつむぐ」。
そんなテーマに沿ってメンターのユニークな経歴の話を伺いました。


夜通し行われたひょうたん会議で話された内容は多岐に渡りました。そのなかでもメンターが教えてくれたハイライトが以下です。


①子どもは「みんなで育てる」シェア子育て、という考え方

メンターの家には毎週末のように今回のわたしたちのようにゲストが訪れます。

農作業のお手伝いをしたあとは地場の魚や採れたての野菜をいただきながら食卓を囲みます。

 

家には2歳の男の子と乳児がいるのですが彼らは沢山の見知らぬ?人に囲まれています。

「大人にだけ囲まれてももちろんダメだけどね」としたうえでメンターは田舎で暮らす若い夫婦が沢山の人に囲まれながら子育てをする、ということを教えてくれました。

 

これはシェア子育てと呼んでもいいかもしれません。

子どもの面倒を来客がみる。おむつを替えたり抱っこをしたり。お風呂に入れたり髪を乾かしたり。

普段の生活では子どもに触れる瞬間がなかなかない。都会暮らしでは味わえない、子育てを体験させてもらうという点で来客にとっても人生において重要でかつ普段物理的制約によって接点がないことを体験できる。

親からすれば人に任せていたとしても我が子が気になるのは当然。物理的な子育ての大変さは変わらないけれど、体験という価値を提供できているんだ、という実感が精神的やすらぎを与えることもあるようです。

 

 

②要は何言ってんの?「具体と抽象の概念」

 セッションの中で、こんなシーンがありました。

 

A「子どもをほしいと思う気持ちって人類として共通の思いだから~」

B「うんうん、わかるわかる」

C「それは社会としても~」

 

D「待って、何それ、人類共通?社会?それって本当?」

 

こんな具合です。

 

普段のコミュニケーションでもついつい前提を疑わずに議論を進めてしまうことがあると思います。もしくは使っている語彙のそれぞれの定義を確認せずに進めてしまうことです。

 

これはファシリテーターが注意しなければならないところで、あめがそこに気づいて指摘してくれました。

 

・・周りが見えなくなっては、いけませんね。

 

 

③本が嫌い はいいのか?

 

あめがこんなことを口にしました。

 

「本を読むのが嫌い」

 

「本を読んで理解した人の話を聞きたい」

 

「ネットでも十分それに該当する情報が集まる」

 

と。

 

果たして「本」を読むことは是か非か。

 

メンターの指摘によると、「互いがより生産性の高い話をしようと思ったら、同じ知識をもっていなければいけないと思う。実際にさっきの前提の確認だって、同じ本を読んで共通認識があれば確認なんかしなくたって議論はできるし、無駄がない」と。

 

ひとつの価値基準として「本」というものを捉えたときに、ネットや人づての情報ではその解釈や意味合いにそれぞれに理解度以外の変数が差となってしまう。

 

だからこそある共通の知識や前提をそろえるために本は役に立つ、のだといいます。

 

 

番外「えっ?」「なんでぇ?」

 

メンターのおうちには2歳になる男の子がいます。

 

彼の口癖は、

 

「えっ?」(聞きなおし)

 「なんでぇ?」(深堀り)

 

です。

 

聞きなおすことによって、聞かれた側は同じ説明をするかもしくはより理解しやすい言葉を選びなおして伝えます。

これによって、より互いの認識を共通化できるし、言語化しにくいことに一石を投じるアプローチになります。

 

なぜなぜの深堀りは考えることを止めさせません。

「あー、お腹すいたからパスタたくさん食べちゃおうかな」

「なんでぇ?」

「えっ、農作業したからだよ」

「なんでぇ?」

「お父さんのお手伝いをしなきゃいけなかったからだよ」

「なんでぇ?」

「えっ、なぜしなきゃいけなかったのか・・(手伝いはしなくてもいいのか?それとも自分に農作業にかかわる理由があるのか、ううむ)」

 

こんな具合です。

 

子どもだからこそのなせる業、なのでしょうか?

 

いいえきっと違うはずですよね。

 

子どもからでも学ぶことはたくさんありますね。

 

 

 

これまでとはちょっと趣の違うセッションになりましたが、まじめな話をちょっと楽しめたのではないかと思います。

 

====

そして合宿2日目は畑へ出かけていって農作業!


皆で汗を流して働きました。

f:id:Hyo_tan:20160406085706j:imagef:id:Hyo_tan:20160406085540j:image

 

 

 

f:id:Hyo_tan:20160406085607j:image

 

f:id:Hyo_tan:20160406085634j:image

f:id:Hyo_tan:20160406085516j:image

 

f:id:Hyo_tan:20160406085650j:image

 

 

 

 

 

 

====


「楽しもう、ちょっとマジメな話」

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。


メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。

ひょうたん会議の興味通知フォームできました。 登録はこちらから。

goo.gl



お問い合わせはこちらまで

Notes: つい人の話をウンウン聴いてるだけになっていませんか? by かと

ひょうたん会議では、「コミュニケーション」の重要性をサブテーマに置いています。
 
1人の「メンター」と4-5人の「プロテジェ(参加者)」、そして2人の「ファシリテーター」。それぞれにあえて役割を持たせることによってそこで発揮してほしいリーダーシップやコミュニケーションスキルが違うのではないか。
 
 
そんな問題意識をもとにセッションは構成されています。
 
 
ところが日常生活では「じゃあ今からファシリテーションスキル発揮してね」とか「傾聴してね」なんてことは示し合わせることもなければ、「じゃあ今からちょっと傾聴するわ」なんていう意思表明もなく、ごく自然に行われるのがあたりまえです。
 
 
そんな当たり前をちょっとだけ意識的にできるようにする。
 
今回は以下記事にをヒントに、「アクティブリスニング(傾聴する力)について考えてみたいと思います。
 
 
まずはさらっと読んでみてください。

 

 

みなさんはこの記事を読んでどんな感想を持ちましたか?

 

 

わたしは「うん、そのとおり。でもちょっと自分には使えないかな・・。」でした。

 

 

なぜなら聞くに徹するのは分かっていても、それがどうしてイイのかがハラオチできないからです。

聞いた先にどんないいことが待っているのか、ここがなければ話なんて聞いてもらえないし、聞こうともしないのではないかな、と思います。

 

相手の立場に立ってみても、「単に話を聞いているだけの人」は面白くないし、「話してるんだから何か返せや!」とツッコミすら聞こえてきそうです。オウム返しでは芸がないから言葉を変えて返す?アイコンタクトや身振り手振りがあればいい?そんなのエッセンスであって本質ではないはずですよね。

 

3の「質問のポイントは分かりやすさ」のその質問をするときにうまくできないから悩んでいるんじゃないですか?その先が知りたいのにそこは触れられない・・

 

だからHow to系のトピックは分かりやすさが先行して裏にあることを置いていってしまうきらいがあるように思えるのです。

 

そこでここでは、じゃあ世に言う「傾聴」や「アクティブリスニング」って何がいいのさ、に対する考察を以下に挙げてみたいと思います。

 

 

① 傾聴する、ということは論理的な自分であることを助ける

 

「空・雨・傘」という言葉を聞いたことがありますか?

これは論理的に物事を考えることに一役買う考え方です。

 

空を見て(事実を確認)

雨が降りそうだ!と思って(事実の解釈)

傘持っていこうっと。と行動する(事実に基づく判断)  

 

普段の生活でも誰もが経験のあることです。

それでも事実に基づいて、事実を自分なりに解釈して行動しているから論理的なのです。

 

人の話をよく聞くことはこの「事実を確認」することを手助けします。

要は人の話よく聞いていないと「えっ、あたしそんなこと言ってないよ」「人の話聞いてた?」なーんて返されて会話がぜんぜんつまらなくなっちゃうんです。

 

事実をきちんと把握すること、大切ですよね。

 

 

② 傾聴する、ということは相手をさらに深掘ることを助ける

 

「 5W1H」という言葉はおなじみかもしれません。

Why・・なぜ

Who・・誰が

What・・何を

When・・いつ

Where・・どこで

How・・どのように

 でおなじみのそれです。

 

この言葉は順番になぞっていくと情報を網羅的に把握するのに一役買います。

 少しずつ相手から情報を引き出すためにはこうして質問の種類を変えながら話をすることで徐々に深堀りできていくのです。

傾聴する、という範囲の中にこの要素は含まれていそうですね。

 

ところがここで聞こえてきそうなのが、

単なる情報収集のためならそんなこととっくにやってますよ、というもの。深堀りするのが難しいから質問に悩むんじゃないですか、というもの。

 

実は人の話をよく聞くことはこの「質問を通じた深堀り」を手助けします。

要は人の話をよく聞いていないと「そんなのどこでやったかなんて本筋の話と関係ないでしょ」「誰と一緒かは今いらないでしょ」なーんて返されて会話がぜんぜんつまらなくなっちゃうんです。

 

相手が「よくぞ聞いてくれた」「なるほどそんな視点で考えたことなかったが改めて考えるとこうだ」と思える問いかけをすること、大切ですよね。

 

 

③ 傾聴する、ということは相手との信頼関係構築を助ける

 

 「この人とはちょっとしか話していないのになんだかこないだ会ったばっかりとは思えない」なんてこと、ありませんか?

 

対人関係における信頼の構築についてはすでにさまざまな指摘がされています。 

ところが、この傾聴することがもたらす、論理性や相手とのキョリを縮める深堀りは信頼関係の構築に大いに役に立つと思っています。

 

一方的に話をするだけでもなく、

話を聞き続けるだけでもない。

表面的な話でお互いに情報収集して終わるのではない、

深堀りのし合う体験。

 

これが信頼関係構築に役立つと思います。その原点とも言えるのが傾聴することなのではないでしょうか。

 

 

====

 

ひょうたん会議では2時間のセッションを通じて、

1人の「メンター」と4-5人の「プロテジェ(参加者)」、そして2人の「ファシリテーター」。によって会話が進められます。

 

あるテーマをもとに悩むことや、自身の体験談を語り合う。

そこに介入していくのがわたしたちファシリテーター。

 

傾聴と質問を通じて織り成されるディスカッションは、議論を深みに到達させ、会終了後には始まる前とはきっと見違えるような「お互いをもっと知りたいと思う気持ち」に包まれると実感しています。

 

====


「楽しもう、ちょっとマジメな話」

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。


メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。

ひょうたん会議の興味通知フォームできました。 登録はこちらから。

goo.gl



お問い合わせはこちらまで

 

Report: ひょうたん会議 vol.08 コミュニティを創りだす

ひょうたん会議第8弾の場所はこちらでした。

 

 安らぎ個室居酒屋 つづれ織り 新橋駅前店

r.gnavi.co.jp

個室・・ではあったのですが天井部分がつながっていてタバコの煙がもくもくと・・

参加者の皆さん、その節はごめんなさい。

 

ただ、そんな煙も気にならないくらい晴れやかで熱い議論が展開されました!

 

 

さて、今回のフィードバックです。

 

「もう締めか」という位時間が早く過ぎて楽しいじかんでした(30代男性 生命保険)

全員が熱意を持って話をされている事がその内容から伝わってきた。(20代男性 国家公務員)

参加者全員の円環的なつながりと、メンターと各プロテジェとの直線的なつながり、どちらもあった。(20代女性 情報機器メーカー)

 

====

かとより

今回のテーマは、われわれひょうたん会議そのものが目指す姿にも共通するトピックとして選定しました。

 

「いまのコミュニティ。もっと活性化したらいいのになぁ。」

「自分自身でコミュニティをつくるってどうなんだろう」

「いいコミュニティのエッセンスってなんだろう・・?」

 

ひょうたん会議も、回を重ねていくごとに、「重要だけど緊急じゃない」内面の 深い話を通じて人同士の触れ合いができていくことを実感します。

その先には、ひょうたん会議を通じてできたコミュニティが存在し、お互いがお互いを助け合ったり、楽しく人生を過ごしたりと、ゆるやかな連帯ができている姿を描いています。そんな思いにもぴったりの回となりました。

そのときのハイライトはこちらをご覧ください。

hyo-tan.hatenablog.com

 

第8回も語りつくせず時間が足りないなぁ、と感じるほどあっという間の時間でした。

 


====
30代男性 外資系生命保険 営業

1.参加の動機

お声かけいただいたので。
※ひょうたん会議が始まった頃から、「いつか呼んでくれるかなぁ・・」と実は期待していました笑
呼んでもらって嬉しかったです!!

 

2.良かった点
・初めましての関係でも、全員が前向きな姿勢で話ができた
・メンターとして、皆さんから質問されることで自分の中身を整理することができた
・強引に2次会までお付き合いいただきましたが大変楽しく濃い時間になった

 

3.改善すべき点
・会議が前提なら、発言に持ち時間をつけても面白いかも
→各自持ち駒時間内に整理して考えをつたえられる
→誰かが長く話すことがない
・参加者の経験値によって、考えや話のレベルの違いがでる
→もちろんそれが大切であるならそれでよい
→気づきのレベルを共通駒にしていくことも今後は課題?
→ただしそれは会議自体のレベルを上げていくことになる
→ファシリテーターの力量!!がんばって!!笑

 

4.進行(ファシリ)について
・「もう締めか」という位時間が早く過ぎて楽しいじかんでした
・ファシリテーターが話し過ぎないほうがいいかもね

 

5.その他感想など
・少人数で運営していくなら、大枠での参加者の統一をしていったほうがいいかもなと思いました。
→今回は1年目〜3年目、次回は5年目〜7年目とか。
→その方がより濃い気づきが得られるかも?

・楽しかったので、また呼んでください笑!!


====
20代女性 情報機器メーカー 総務

1.参加の動機

人の集団はどこにでもあるけれど、より能動的に「コミュニティ」を創り出しているメンターの話を聞きたいと思ったから。

 

2.良かった点
誰かが話したことに対して、必ずメンターがコメントしてくれていたところ。参加者全員の円環的なつながりと、メンターと各プロテジェとの直線的なつながり、どちらもあった。
ファシリテのお二人がそれぞれの視点から程よく各プロテジェに振ってくれたので、聞きっぱなしにも話しっぱなしにもならず意見を共有できた。

 

3.改善すべき点
自分自身の反省点だが、話す時に整理しきれていなかった時があった。
共通フレームで話すフェーズがあると、それぞれの意見の違いが見えやすくなるのではと感じた。

 

4.進行(ファシリ)について
時として発散しそうになる議論を、切り口を変え整理して流れを整えてもらえたのがよかった。

 

5.その他感想など
自分の中にストーリーがあれば、そこに共感する仲間が集まり、自分のできることにプロ意識を持って取り組めば、それ以外のことを素直に仲間に委ねられる。
動機のベースはシンプルに、「好きかどうか」。
今回、メンターのお話を聞いていて、自分なりの仲間探しをしたいと思った。

ありがとうございました!!


====
20代男性 国家公務員

1.参加の動機
かとさんとお会いし、興味を持ったため。また、今後のキャリアを重ねていく上でその場に応じた「コミュニティ」を築き上げることが出来るようなリーダーシップのある人物になることを志しているため。

 

2.良かった点
全員が全員の意見を尊重し合い、否定的な発言が無かったことで、終始場の雰囲気が良かった。
メンターが中央、ファシリテーターがサイド、そしてその間に参加者というように場の配置が適切だった。
全員が熱意を持って話をされている事がその内容から伝わってきた。
面白かった←

 

3.改善すべき点
お酒を飲まれる方が多かったので、コースにされたほうが金銭的に良かったのかもと思いました。

 

4.進行(ファシリ)について
各タイミングで適切なフォローを入れていただけるので、考える時間と話す時間の確保がしやすく、とても助かりました。
冒頭でタイムスケジュール等を説明していただけるとメンバー全員が時間を意識し、ポイントも整理して話せるのでより良くなると思いました。

 

5.その他感想など
世代を超えたコミュニティを求めているということで、自分よりも多く社会人経験を積まれた方からご指導いただけることは、大変有意義なことでした。
そして、そこまで年が変わらない方もいながら、熱い志を持たれていて凄く感動しました。

また参加させてください。

====
20代男性 時計メーカー 営業

 

1.参加の動機
形成したコミュニティをどうビジネスに生かすか考えたかったため

 

2.良かった点
参加者全ての方が話す機会があったこと。
アイスブレークのおかげで、その後のコミュニケーションが円滑になった。
お酒を飲みながら非常に楽しく、かつ内容は濃いものになったこと。
話しながら、コミュニティを形成したいと思う人の考えに触れられたこと。(自分は他人のイベントに参加する側なので…笑)

 

3.改善すべき点
自分も含め、ファシリのみならず、メンティー?も他のメンティーやファシリやメンターに質問すべきだった。そうすれば、より多くの価値観に触れられた可能性が‼︎

 

4.進行(ファシリ)について
なにをしているという質問より、なんでそういうふうに考え行動したのかという質問が、皆さんの考えに触れられる瞬間で非常に効果的・有意義でした!

 

5.その他感想など
お酒が飲めて、内容も充実していて最高のひと時でした!本当にありがとうございました!また参加したいです!!!!!


====
20代男性 米菓メーカー 営業

1.参加の動機
かとさんのフィードを見て。①コミュニティの形成・活性化に興味があり、②現在勤めている会社が、よりパフォーマンスの上がる組織にしていくことを後回しにしていて、そこに問題意識を感じていたから。

 

2.良かった点
・少人数で行っているが故に、お互いのパーソナリティをだいたい掴んだうえで、テーマに基づいた話ができたこと。

 

3.改善すべき点
・お互いのバックグラウンドについて話す時間を少し設けてもよかったかも(?)
・予算と時間が決まっているコース制でいった方がいいのではないかと思いました。金曜日なら後ろの時間を気にしなくていいのですが(笑)

 

4.進行(ファシリ)について
・ファシリテーターが2名いることで、違った視点からのツッコミをもらえたと思うし、参加者も質問したりツッコんだりしやすかったのではないかと思う。
・初対面の人がほとんどなのに、腹を割って話せる雰囲気であったことは、かとさんとあめさんのおかげだなと思いました。

 

5.その他感想など
・参加できてよかったです。人の話を聞くことで、自省する時の材料が増えることを実感しました。未熟な自分にとっては、社会人の先輩方に意見をぶつけ、物事の捉え方・考え方を教えてもらえる貴重な機会でした。
また参加できたら嬉しいです!ありがとうございました。

 

====


「楽しもう、ちょっとマジメな話」

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。


メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。

ひょうたん会議の興味通知フォームできました。 登録はこちらから。

goo.gl



お問い合わせはこちらまで

News: 次回予告 ひょうたん会議 vol.10「大ひょうたん会議」

だ、大ひょうたん会議って…なに??
 
 
(*詳細追ってアップデートします。)
____
 
 
誰もが持つ、「重要だけど、緊急じゃない」ことについてゆるやかな雰囲気の中、少人数で話す場所。
 
____
 
大ひょうたん会議
 
【日時】3/24(木) 20:30〜
【場所】渋谷-表参道
gudene(グデン)
s.tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13036282/dtlmap/
青山学院大学近く
 
【会費】 3,500円
【定員】MAX40名
 
____

News: 有木竜郎さんのブログで

ひょうたん会議vol.6 のメンターであり、音楽家の有木竜郎くんが、彼のブログの中でひょうたん会議のことを紹介してくれました。 

ameblo.jp

 

 

彼がメンターのvol.6の感想はこちら。 

hyo-tan.hatenablog.com

責任感と対にあるもの

学生時代、海外でワークキャンプを行う学生団体FIWCに所属していました。いくつか活動地がある中で、自分はフィリピンで活動していました。
毎年夏、学生20人くらいで1ヶ月間フィリピンの山村に滞在し、村人とともに水道や橋、道路建設を行っている学生団体です。
春の長期休みにリーダーはじめ数人の学生スタッフで1ヶ月間渡航し、夏の活動地や活動内容を決める下見を行っています。
 
ーーー
先日、今年のキャンプリーダーと食事に行く機会がありました。
自分がリーダーだったのが2008年なので、あれから8代。今も活動が引き継がれている、そして8年経ってもこのように交流できることに感謝です。
 
彼はまさに、これから夏のキャンプを決める大事な下見へ出発するという状況。
仲間とミーティングを重ねたり、過去の報告書を読んだり現地とコンタクトをとるなど下調べを進めているなか、リーダーならではの悩みや不満は自然と出てくるものです。
 
ーーー
少し本題からずれますが、こういう話を聞くときに個人的に気をつけていることはただひとつ。とにかく「理解しようと努める」ことです。
自分の知識や推測をなるべく盛り込まず、目の前の相手の言葉や表情から理解しようと努めるのです。そのためには、理解できるまでとにかく話してもらうしかありません。
 
「それってこういうこと?」
「じゃあもしこうだったらどう?」
「まだちょっとわからないから、もう一回話してみて?」
 
文字だとなんだか冷たい印象が出てしまいますが…笑
こちらが知ろう知ろうと向き合うと、相手もこちらが理解するまでしっかり付き合ってくれます。すると少しずつ少しずつ、話している本人の中で、勝手に整理整頓されていくのです。笑
 
「…で、最初に戻るけど、なんの話なんだったっけ?」
 
こちらが答えを提示したわけではないのに、いつの間にか自身で次のステップを見出していたりするのです。
 
ーーー
話を今年のキャンプリーダーに戻しますと、酒を飲みながらそんなやりとりを続けていると、彼はついにこんなことを口にしました。
 
「あめさん、僕は今とても不安です…」
 
ーーー
8年前、当時リーダーに名乗り出た俺も、下見を控えたこの時期はとにかく団体のことに時間を費やしていました。
当時はまだまだ団体の体制も整ってなくて過去のデータが属人的で集まらず、ちょうど活動エリアを変えたタイミングで現地とのコネクションも弱い。
いくら準備を重ねても、「わからない」が消えることは決してありませんでした。
 
「活動地が決まらなかったらどうしよう…」
「自分の代で活動が途切れてしまったら…」
「自分たちに何ができるんだろう…」
 
考えれば考えるほど、目の前の準備に取り組むことしかできませんでした。
 
ーーー
当時、お会いしたことはないけど団体内で名が通っている、自分より8〜9歳上の先輩がいました。大学でフィリピンの研究をされていて、今では講義を持っていたり本を出版されている団体の先輩です。
その時は名前を知っているだけで直接のやりとりはなかったのですが、間の先輩に繋いでもらい、下見を前にしてメールをするようになりました。
 
これはまたとないチャンス。フィリピンのことや団体のこと、わからないこと知りたいことをたくさん教えてもらいました。
そんな先輩のサポートもあって、調べても見つからなかった情報や事前に知っておくべき注意点など、下見に有益なアドバイスをたくさん得ることができました。
 
しかしそれでも下見の出発が迫るにつれ、あれは大丈夫だろうか、これに漏れがあるのではないか、頭の中がぐるぐるぐるぐる止まりません。
そしてついに俺はその先輩にこうメールします。
 
「正直、不安でたまりません…」
 
すると先輩はこう返してくれました。
 
「不安に感じない人を、僕は信用しません。」
 
ーーー
重要度も緊急度も高いことに日々追われていると、「価値観」とか「自分の思い」とかがついつい置いてけぼりになることってありませんか?
 
でもたった今ぶち当たっている壁って、近すぎて高く見えてるだけで、案外距離をとってみると壁の向こうに進む回り道に気付けたりしませんか?
 
重要度は高いけど緊急度が低いことって、その人の根底にある価値基準とか行動指針、みたいに言い換えることもできたり…?
 
そこにあえて自身で向き合ってみる、相手に気付かせてあげられる、そんなコミュニケーションが世の中をちょっぴりポジティブにさせてくれるのかもしれません。
 
ーーー
「あめさん、僕は今とても不安です…」
 
そんな時、俺は必ず自分がリーダーだった時の話をします。
 
「その先輩の言葉で、自分を信じることができたよ。」