Report: ひょうたん会議 vol.07 「 」(テーマなし)
ひょうたん会議第7弾の場所はこちらでした。
牛たん、鍋ともにおいしかったです。
今回は個室ではなかったものの隣にたまたまお客さんがいなかったので快適に話ができました。通路側で風が吹き抜けましたが店員さんが上手にエアコン調整してくれたりと細やかな気配りをいただきました。
さて、今回のフィードバックです。
・ファシリの二人ががっつり議論を始めるのが面白かった。
「抽象的な概念を整理して簡略化する」
「別の視座からの見解を提供する」
「参加者から意見を引き出す」
などハイレベルで非常に勉強になりました。
(20代男性 金融)
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あめより
今回はチャレンジ企画、メンターなし&テーマなし!
この設計の背景には、「ひょうたん会議を日常に落とし込みたい」という私たちの思いがあります。
ひょうたん会議ではメンター・プロテジェ・ファシリテーターといった役割分担を決めて執り行っています。
そして私たちがひょうたん会議に期待しているのは、コーチングやアクティブリスニング、ファシリテーションなどといったコミュニケーションスキルの向上です。
準備された場であるひょうたん会議から日常に戻った際にも、自然とこれらが発揮される。。。
そんなビジョンを描きながら、今回は日常のイメージに近づけるべく、メンターもテーマも設定せずに開催してみました。
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20代女性 振付師・アーティスト
1.参加の動機
前回参加してみて、感銘を受けて!
人や自分の価値観をみんなで共有できる喜びを感じて、また経験したいと思いました。
2.良かった点
・メンターがいないこともあり、前回よりも一人あたりの発言の密度が高かった気がしました。より深いところで話ができたように思います。
・ファシリテーターのお二人がさり気なく、かつ真をつきながらみんなに発言を促してくださったため、参加者である私自身、自分に向き合い考えを整理することに専念させてもらえました。
・事前にFacebookのページ上で参加者の皆さんの考えをざっくり知っておけたので短時間で議論の核心に迫っていけたのかなと思います。
3.改善すべき点
ひょうたん会議のルーツをもっと知りたくなりました。
会議の目的としては、ゆくゆくはひとりの人間が局面によってメンター、ファシリテーター、プロテジェを使い分けたりコミュニケーションの向上を図ること、それを達成することが究極の理想ということは理解していて(あってますか!?w)会社でも家族でも友人でもなぜ、対話が円滑にいったほうがいいと思ったのか、そこになにかもとになる体験がおありなのかを聞きたくなりました。(議論終盤でホッとして聞き逃していたらすみません!)
かとさんとあめさんのそのモチベーションのもととなる、うれしかったor悔しかった原体験や気持ちの部分が知りたいと思いました。そこがみんなと予め共有されていれば、より濃いものに共鳴したひとがひょうたん会議に続々と集まってくるのでは…と少し想像しました。
4.進行(ファシリ)について
2.の二点目に同じ。
5.その他感想など
人と自分との違いを楽しめました。それによって自分がどういったことにおもしろさ(つまらなさ)を感じているのか。心の奥底で反応する何かを発見できた気がします。
あと、会話の中で私が発した言葉「楽しんで」とか「焦らなくていいと思う」は、実は自分に対して一番言いたかったことだったりして、おもしろかったです。
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20代男性 金融
1.参加の動機
・ちょうど自分がキャリアの転換のタイミングにおり、比較的時間があった(正直ちょっと暇だった)ことから、「重要だけど緊急じゃない」テーマについて考えるには絶好の機会だと感じた。
・また、普通に過ごしているとどうしても同業者(自分の場合は金融)との付き合いが多くなるため、幅広い方と交流することで自分を客観視したいとの思いがあった。
・ただし一番の理由は「ひょうたん会議」という不思議な名前のコミュニティ?活動?に興味があり、ぜひ参加してみたかったため!
2.良かった点
・たくさんの気付きがあった。異なる意見との対話を通じて自らの考え、物事の見方やその根底にある事象についても気付くことが出来て良かった。
・「メンタ―なし」「テーマなし」のため参加者みんなが同じ立場から意見を述べることができ、一体感を持つことが出来たと思う(他の会に参加してないのでわからないが多分)。
3.改善すべき点
・「テーマなし」で自由に話せて良かった面もあったが、議論のテーマが定まるまで時間がかかってしまいもったいなかったような気がする。今回は「メンタ―なし」かつ「テーマなし」だったが、「メンタ―」「テーマ」のどちらかは残してみても面白いと思う。
4.進行(ファシリ)について
・ファシリの二人ががっつり議論を始めるのが面白かった。「抽象的な概念を整理して簡略化する」「別の視座からの見解を提供する」「参加者から意見を引き出す」などハイレベルで非常に勉強になりました。
・個人的には「ひょうたん会議」はファシリの二人が一番たくさんのことを得られる(学べる)システム?だと思うので正直羨ましいです。
5.その他感想など
・ぜひまた参加したいです。ありがとうございました。
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「楽しもう、ちょっとマジメな話」
重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。
ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。
その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。
メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。
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Notes: ひょうたん会議が教えてくれた、コミュニティをつくりだす、ということ by かと
昨日はひょうたん会議第8回「コミュニティを創りだす」でした。
「楽しもう、ちょっとマジメな話」
重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。
ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。
その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。
メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。
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Note: 重要だけど緊急じゃないものを考えるためにはちょっとしたコツが必要な話 by かと
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「楽しもう、ちょっとマジメな話」
重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。
ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。
その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。
メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。
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Notes: 相手の行動の理由が分かって価値観に触れるとモヤモヤが減る話 by かと
先日ある30代女性の方からこんな相談を受けました。
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その方はある日仕事で、初めて仕事を一緒にする方とやり取りをしていたそうです。
その先方はご本人がいたく尊敬していた方だそうで、社会的な知名度もあり、その業界での評判も高い方だったそうです。
そのとき、社外に出すレターの本文についてやり取りをして、自身が作成し、先方に確認を取ってもらっていたといいます。
自身が作った内容を先方に見てもらう、とはなんだか誰にでも似たような状況はありそうです。
そんなとき、先方から、てにをはの指摘に加えて名前の漢字間違え、ローマ字の大文字小文字表記に至るまで細かに指摘をもらったといいます。
そしてやり取りが2度ほど続いたあと、
先方から
「こんなに間違えが多いなんて理解に苦しみます」
「信じられない!」
「どうかしているんじゃないか」
といった激しい言葉を投げかけられたといいます。
「あーー、もう!」
彼女のモヤモヤが溢れ出た瞬間でした。
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一連の話を聞いていて、わたしはこんな話から始めてみました。
「それだけ感情溢れ出すなんて一体なににもやっとしてるんでしょうね?」
「だって聞いてたでしょ?そんな言い方しなくったってよくない?それに指摘細かすぎて別にローマ字の大文字か小文字かなんてどうでもいいとは言わないけどこちらからしたら気がつかないレベルじゃない。」
「たしかにそうかもしれないですね」
「しかも『理解に苦しみます』なんて言い方する必要ないとおもうんだけど・・!」
「うんうん」
「結構そのひとのこと尊敬っていうか、素敵だなーって思ってたのにがっかりだよ」
「なるほど、それは確かにもやっとしますね。」「ところでなんでその方はそんな言い方したんでしょうね?・・・・」
「えっ、それは・・・・・」
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価値観、という言葉があります。
価値観とは辞書の定義はこうです。
「物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断。「―の相違」」
わたしは、価値観を「表出した行動の理由の根源となる考え方」と位置づけています。
つまり、すべての行動には理由があって、その根源となる思いのことを価値観と理解しています。
簡単な例でいうと「彼がベンツを買った理由は、乗り心地の追求なんかではなく、ベンツに乗ってる自分を承認してほしいから」つまり、社会的な承認欲求を満たそうとしているからベンツにその思いを託したのです。
ほかの例で言えばコカ・コーラを飲むのは、単にのどの渇きを潤したいわけではなく、仲間と楽しい瞬間を共有したい、自身がリフレッシュしたいからコカ・コーラにその思いを託したのです。
このように、わたしが専心する消費財マーケティングの領域ではこの潜在的にある個人の欲求を「モチベーションフレームワーク」として捉えて考えます。
9つのモチベーション領域に分類されて、さまざまな種類のモチベーションが存在する。これこそまさにひとの価値観に触れる瞬間です。
「あぁ、だから今コカ・コーラを飲むんだ。」
「へぇ、綾鷹にそんな思いを託して飲むこともあるんだね。」
といった具合です。
行動の奥底に潜む、そのひとの価値観はそのひとらしさをよく現します。
なぜなら同じ行動を取ったとしてもその根源的な理由はひとそれぞれだし、同じ「リフレッシュしたい」という思いでも微妙に内容が違ったりするからです。
あるひとは仲間とわいわいすることがリフレッシュにつながるだろうし、
あるひとはひとりの時間に自分と向き合う時間があることがルフレッシュにつながることもあるからです。
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先の話で、先方の激しい言葉の裏にあった価値観はどのようなものだったと推察されるでしょうか。
「対等なビジネスパートナーとしてしっかり仕事をしてほしいと思ったから」
「あなたのためだから」
そんなことが簡単に想像できるかもしれません。
ではなぜそんな言い方をする必要があったのでしょうか。
同じ指摘をするのにも丁寧に伝えてあげることもできたにも関わらずあえてその激しい言葉遣いになったところを見ると、彼ならではの価値観がありそうです。
もしかしたら
「自身が優位に立ちたい」
「権威を示したい」
という根元的な欲求があったのではないでしょうか?
だからこそ、相手に反応の余地を残さずに言い放ったのではないでしょうか。
これは当人の過去の経験に左右されるところが大きそうです。またその話は別の機会に。
要はそのやり方でこれまで結果を出すことに成功してきただろうからこそ、そのやり方ばかりになってしまうのです。まるでパブロフの犬のように習慣となってしまって。褒められて喜んでその行動を繰り返す動物的な本能に従って。
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このようなプロセスで、相手の行動の根源的な理由(=価値観)が分かると、もやもやも少し整理できそうです。
1 自身が細部への配慮が足りなくて間違いをしてしまったことは自分への悔しさ
2 尊敬していた人から想像もしない激しい言葉を投げかけられてしまったことは驚き
3 同じ指摘をするにも言い方が悪いと思ったことは彼の価値観が現れたポイントで、自分とは合わない
こんな整理ができると、モヤモヤも少し減って、次回以降の自分への反省材料と相手との今後の上手な付き合い方が見えて少しだけ晴れやかな気持ちになれたりするかもしれません。
行動の理由を通じて相手の価値観に触れる、これは人生を少し前向きに生きるヒントかもしれませんね。
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Notes: 緊急度の高いことばかりやって満足していませんか? by かと
ラーメンズ、という芸人がいます。
わたしは彼らがいたくお気に入りでそのなかからこんなコントを紹介します。
プーチンとマーチン
40秒あたりから
「時間はほしいけど いざ自由って言われると 何していいか分からない 命令されたい 縛られたい 自由が苦手な せつない人間」
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仕事をしているとき、「緊急度の高い仕事」というものがあります。
緊急であることを定義してみます。「その場で対応しなければならないこと。定期的にアウトプットのタイミングが決められていること。その後の業務が進まなくなってしまうこと。」は緊急性が高い、とします。
たとえば電話がなって取引先や担当窓口からの質問に答えなければならないときや、日々の洗濯や食器洗いといった溜めることに限界があって定期的に作業をしなければならないもののことです。
重要であることを定義してみます。「対応しなければアウトプットの質に影響をきたすもの。」は重要性が高い、とします。
たとえば、資料をより見やすくしたり、業務の背景や対応する理由を把握したり共有したりすることです。
当然、緊急だけど重要ではない、際限のない世間話や仕事に関係のない営業電話に出て応対してしまうことなどは、巷で語りつくされているようにそんなものに時間を使うのは仕事のアウトプットに対していい影響がありません。
・・そんなことはわかってるよ、というみなさん、
「重要度が高くて緊急度も高い仕事に満足していませんか?」
「今日も即レス・即対応でバッチリ仕事したぜ。なんて思っていませんか?」
そうなんです。重要度が高くて緊急度も高い仕事は、締め切りが迫っていることや他人が待っているからこそ自身を駆り立ててくれます。
しかもとってもタチが悪いことに、こういう仕事をこなせばこなすほど、「あいつは仕事が早いなぁ」とか「早速対応してくれてありがとう!」だなんて言葉をかけてもらえちゃうんです。
こうやって褒められたらついつい「自分っていいことしたなぁ」「もしかして俺って仕事できるかも!」なんて。仕事してる充足感を感じることは多くの人が経験のあるところではないでしょうか。
ここで誤解したくないのは、これらは常に重要だからこそ、こうしたポジティブな反応が他者からも自分自身からも出てくる、ということです。
実際に、重要だからこそ次の仕事が早く回るし、アウトプットの質も対応しておくだけで高まったりします。だからこそ、こうした業務は重要であり、緊急であって、対応しがいがあるものだと思います。
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「重要だけど緊急度の低いことにあえて意識を向ける余裕を持ちませんか?」
逆に、重要だけど緊急でない仕事、というものがあります。
先ほどの定義の逆を考えればよく、「その場で対応しなくてもよいこと。アウトプットのタイミングが決められていないこと。やらなくてもその後の業務に支障がないこと。」であり、「対応しなくてもアウトプットの質の即座に影響を及ぼさないこと」です。
「別に今やらなくたって、今日のアウトプットに影響しないし。」「誰からもやれって言われてないし。」「そんなヒマじゃないし」「今日じゃなくてもいいか」
そんな声が聞こえてきそうです。やるもやらないも、考えるも考えないも自由、なのがこの領域にあることです。
この「なぜそのタスクを実行するのか」や「より効率的に抜本的に変える方法はないか」などといったことに意識を向けてみると、こんな変化がおきはじめます。
メール1通の中でもYes/ Noや要件だけで返事を出すことは緊急性に答えていること。
しかしその文面の中に背景や理由がわかるようにしてあげることは重要だけど緊急でないことに答えることに相当します。いつもそれを実施するとスピードが落ちたり余計なコミュニケーションになったりするので、メールの1通目、にこれを意識することが大切だと実感しています。1通目に背景や理由を理解しやすいように提示しておけば、その後のやりとりで無駄も減ることになり、よりスピードの高くて生産性の高いやり取りが行いやすくなると思うのです。
プレゼンの資料でも伝えたい内容を並べていることは緊急性に答えていること。
しかしその表現の中に視覚的に訴えかけたり、五感を活用して聴いてもらうような仕掛けをつくることは重要だけど緊急でないことに答えることに相当します。どのスライドでもそれを実施すると過剰でほかの議論を呼んでしまうリスクも存在するので、タイトルの1枚目、にこれを意識することが大切だと実感しています。1枚目に背景や理由を理解しやすいように提示・表現しておけば、その後のストーリーで混乱が減ることになり、より生産的なやり取りが行いやすくなると思うのです。
こうして起きた変化はきっとじわじわとアウトプットのクオリティをあげ、「そんなこと聞いてない」「そうとは思っていなかった」「そもそも何のためにこれやってんの?」といった後だしじゃんけんを防ぐことにもつながると思います。
そんな、後から効いてくるボディーブローを自ら仕掛けていきませんか?
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「楽しもう、ちょっとマジメな話」
重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。
ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。
その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。
メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。
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Report: ひょうたん会議 vol.06 ~譲れないものがある君たちへ ~頑固者の挑戦~~
ひょうたん会議第6弾の場所はこちらでした。
*ひょうたん会議では6-8人で個室でじっくり話せる居酒屋やカフェを紹介しています
このお店では仕切りのあるスペースで7-8人が個室で話す場所があります。個室があるとやっぱり話がしやすくなるのでこういうとき向けですね。
それでは今回のフィードバックを公開します。
わくわくした、というのが第一印象だった。
自分の現状(やりたいこととできることのギャップがあって迷走中)をお話しした時に、やりたいという思いと、現実の対処を別軸で捉えた方が良いのでは、という言葉をメンターからいただき、自分の中で混沌としていたものが少し整理できた。
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かとより
今回は、あめとかとの高校の同期で現在乃木坂46や中島美嘉さんの編曲を担当したことのある音楽クリエイター、有木竜郎くんにメンターとして来てもらいました。
「モーツァルトだってベートーベンだって、これまでになかった音楽の常識を打ち破ってきた。そしてそれを破るのは実験の積み重ねだと思うんだ。」
そんな、実験を積み重ねて常識と戦う姿に彼らしい価値観を感じました。
携わっている仕事や業種はまったく違うけれど、自身が目指すものや創り出したい、生み出したいものにこだわっている姿はある見方をすれば頑固者。けれどビジョンや想いに愚直に向き合って生きている姿はプロテジェの皆さんの刺激になったのではないでしょうか。
今回もあっという間のひょうたん会議でした!
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20代女性 会社員
1.参加の動機
「自分と向き合いながら生きていく」
ということを考えることは多いけれど、頑固者ではない(と思っている)。むしろ譲れないものがよくわかってない。そんな自分が「譲れないものがある君たちへ」というテーマで、どんなことが話せるのか、周りの方からどう映るのか関心があったため。
2.良かった点
わくわくした、というのが第一印象だった。自分の現状(やりたいこととできることのギャップがあって迷走中)をお話した時に、やりたいという思いと、現実の対処を別軸で捉えた方が良いのでは、という言葉をメンターからいただき、自分の中で混沌としていたものが少し整理できた。
3.改善すべき点
カトさんがキーワードをメモしていたと思うが、それをみんなでその場で見えると、視覚的にも意見を共有できるのではと感じた。ただ、そうするとゆるさがなくなる可能性もあるので、自分でメモすればよかったなと後日反省した。
4.進行(ファシリ)について
「こだわる」や「頑固」という言葉の定義を適宜確認しながら進めていただいたので、会議が発散せずに進んだと思う。
5.その他感想など
お互いの意見を否定しないので、とても話しやすく有意義なひと時だと感じる。
これまで2回参加させていただいたが、どちらも会議後に「これから自分はどう生きてみよか!」とワクワクしながら帰った。
そんなポジティブな気持ちになれる会議だと思う。
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20代男性 会社員
1.参加の動機
今回、2回目の参加でした。とくに相談したいことあったり、タイトルに興味を惹かれたりしたのではなく、新たな出会いと、肩肘はらずに居心地の良い空間で、お酒を飲めることを期待して参加しました。笑
2.良かった点
アイスブレイクとして、隣席の人と会話の時間を設けていたことが良かったです。その会話を材料に全体の会話に入れたので、皆が発言しづらさや、もどかしさを感じずに済んだと思います。
3.改善すべき点
人の話しているところを無理やり遮ることなく、うまく話題に区切りを付けて進行していければ、良いかなと感じました。
4.進行(ファシリ)について
各々の発言のポイントを整理し、要約して皆に伝えることと、その発言に関連する考え、思いを抱いてそうな人に上手に話を振り、絡ませることが出来ていたと思います。この場で会わなければ、出会うことがなかったであろう人同士の思いを良い意味で戦わせており、何か化学反応が起きそうな期待感、ワクワク感を感じながら会話を楽しめました。
5.その他感想など
人と対話する上で大切にしていきたいことに気付けました。
1つは、頑固(自己中心的)に自分の意思を曲げない、他の意見を聞き入れないのではなく、耳を傾ける柔軟性、客観的な視点を持つこと。
もう1つは、同時に、ときに本気(譲れない思い)の意見を発信し、たとえ周囲の人や、全員に理解されなくとも、自分の意思を曲げず、突き進んでいくリーダーシップ、行動力を持つこと。
いずれにせよ、自分の意見を持ち、それを発信することと、他の意見を聞き、理解すること、姿勢を持つことが、たとえ反対意見同士がぶつかることとなったとしても、嫌悪感や不満足感を感じない議論が出来るのではないか、と思いました。
・人に興味を持つ。
・情報感度を高く持つ。
・他者の意見や情報(ネット、ニュース記事、啓発本など色々)に影響されすぎない。
・フラットな立場で自分はどう思うか、自問自答すること。
以上4つを自分の日常に楽しく織り交ぜていきたいです。
余談ですが、「頑固」≠「本気」なのかな。言葉遊びのようだけど笑。ポジティブにもネガティブにも捉えられる、言葉のレッテルに惑わされず、人との会話を楽しんで毎日を過ごしていきたいです。
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20代男性 転職活動中
1.参加の動機
自分の中にあるモヤモヤ(転職活動)を整理するために参加しました。
その理由として
自分が学生の頃に
フューチャーセッションを
体験したことがあり
多様性のあるメンバーでアイデアを
重ね合わせ内容を深化させていったことに
強く感動しました。
なのでキャリアについても同様に
多様な人の意見を聞き、整理した方が
自分の中で納得できる答えを
見つけられるかなと思い参加しました。
2点目として
少人数でやると書いてあったので
普通のキャリアセミナーのような大人数で
やるものより
メンターさんとの距離が近く、
濃密な時間が取れると思いました。
2.良かった点
いい意味でアットホーム
今まで読書会やセミナー、ワークショップに参加したどれとも違うエッジの効いた会場でした。(笑
居酒屋ゆえに堅苦しさがなく
お互いに親近感が湧きやすい環境だったかなと思います。
1:2:4の構成は対話しながらやるということを考えると面白いと思いました。
全体をフォローするのにテーブルが2つだったので初めての人でもすんなりと入ることができました。
3.改善すべき点
名前がうろ覚えの方がいて話し辛かったのでネームシールなどあれば良いかなと
思いました。
※アイスブレイクでそのあだ名の由来や自己紹介をし、
全体に対して
相手の他己紹介をしてスタートするという展開でしたら
距離を縮めやすいかなと感じました。
居酒屋のため料理が出てくるのですが、
自分はこういう時に
メモを取りたいタイプなので
スペースがなく
書くことができませんでした。
案としましては
壁またはホワイトボードを用意して
ポストイットを貼る環境を
用意したらどうでしょうか?
自分などはお酒が入ると
正確に今まで聞いた内容を記憶できないので
思い出すきっかけとして
ポストイットなどで
メモしたいなと思いました。
※東京駅の近くに居酒屋会議室があるようです
ぬ利彦ビジネスコート
http://oshienai.com/?p=782
4.進行(ファシリ)について
お二方が話がそれそうになったり、
詰まった際に今回のテーマに
立ち戻るように
ファシリテートして下さったので
考えを整理するのに良かったです。
また最初頑固ということに対して
ポジティブなイメージでしか
話していなかったのですが、
あめみんさんが
ネガティブな面を引き出してくださり
その話題で議論ができたのは、
「別にテーマに対して先入観でいいと言うんじゃなく、本音で話してもいいんだよと」と言われているようで
良かったと思います。
5.その他感想など
自分も今後お二人のように自分でイベントを企画してファシリテーションしてみたいと
考えていますので是非企画の段階から参加させて頂き一緒に作りらせていただきたいと思っています。
よろしくお願いします!
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20代男性 学生
1.参加の動機
前回参加してとても面白かったし為になったからです。
2.良かった点
毎回違う人の意見が聞けたり「あ、こういう風に考えてるのか!」など考えさせてもらえるところです。
3.改善すべき点
個人的な話なのですがもっと大学生の意見も聞いてみたいです。
4.進行(ファシリ)について
うまく話をまとめたり、Aについてどう思う?など、うまく次に話をつなげられるようにしていてすごいと思います。勉強させていただいてます。
5.その他感想など
個人的にひょうたん会議のあの雰囲気がとても好きです!!
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20代女性 振付師・アーティスト
1.参加の動機
議論するのが好きだったのと、メンター1、ファシリテーター2、プロテジェ複数というひょうたん形式はどんなふうに話が進んでいくのか興味をもちました。
2.良かった点
メンターのお話はもちろん、参加者みんなの思ってることがまんべんなく聞けたので、おもしろかったですし、発言しやすくもありました。
はじめに隣の人と二人で話す時間も設けていただけたので、そこで緊張もほぐれました。
3.改善すべき点
話を聞くのに夢中になりすぎて、あめさんの膝にサラダこぼしたこと。
4.進行(ファシリ)について
然るべきところで話の矛先を整備してくれたり、一緒になって自身の発言もしてくれたりしたので、とても心地よく感じました。
5.その他感想など
ふだん同業種やフリーの方と話すことはあっても、利害関係なく楽しく話せる人として会社に勤める方と触れ合う機会がどんどん少なくなっていく中で、今日は会社員の方が多いんじゃないかと、お会いする前は少し身構えるような部分が正直ありました。だけどみなさん本当にフラットに等身大で話してくださっていたので、自分もいつものまんま話す事ができて安心しましたし、同世代でいろんなお仕事をされてる様子やリアルな考えを聞けて、ものすごく貴重な時間を過ごせました。ありがとうございました!
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メンター 20代 男性
1.参加の動機
自分の考えを人に聞いてもらったり、人の考えを聞いたりするのがもともと好きだったっていうのと、ゆくゆく自分が講演とかやることもあるかもしれないから練習になるかなと思って。
あと二人(かと・あめ)とただ飲みたいっていうのもあったかな。笑
2.良かった点
みんな人の話を聞く姿勢があったのが良かったよね。来てくれたメンバーが良かった。
3.改善すべき点
僕が自分の紹介のくだりをもっと簡潔に言えれば、もっと本題に時間が使えたなと。。でもシークレットだったから仕方なかったかなとも思いつつ。。
4.進行(ファシリ)について
よかったと思うよ!全体と細部両方見ていたと思うし。特にないです。
5.その他感想など
わかんないけど、この雰囲気でできる人数は今回の8人がマックスなんだろうなーとか思いました。これより多くなると、ひとりひとりに意見を聞いていたら時間が足りなくなるのかもね。。
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こうして参加してくれた一人一人から密度の濃いフィードバックや感想を共有してくれるのも能動的に参加してくれているひょうたん会議ならではだなぁと実感を新たにします。
参加させられてる受動的な集合研修に半日取られるよりも、ちょっとした平日の夜の時間にこんな会に参加してみる。そんな時間の使い方はいかがでしょうか?
News: 次回予告 ひょうたん会議 vol.8 コミュニティを創りだす
おかげさまでvol.8も満員御礼で締め切りました。
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おかげさまでひょうたん会議ももうすぐ10回を迎えます。そんな第8回のテーマはずばり、「コミュニティを創りだす」です。
大学卒業後、大手住宅リフォーム会社にて営業を行う。
入社5年目26才で700名の営業マンの中でトップ営業を獲得。
入社6年目27才で2年連続トップ営業を獲得。
入社7年目28才で最年少マネージャーとなり、その年にトップマネージャーを獲得。
29才のとき、外資系生命保険会社からヘッドハンティングを受け転職。入社後2年連続で全国表彰を受け、マネージャーとなる。
現在は営業の道を極めるべく、日々多くの人の人生に関われるよう全力で活動中。
仕事を通じながら自分の人生を豊かにすべく、人脈形成、コミュニティ形成に力を入れ、プライベートでも多くの団体の設立・運営に関わり、それを得意としている。
・好きな言葉
押してもダメなら押し倒せ
・趣味
料理、ホームパーティー
・好きなお酒
ビール、日本酒
・夢
都心部、沖縄、ハワイの3箇所に拠点を持ち、楽しい老後を送る
・働き方の目標
半年仕事して、半年海外で過ごす
・仕事上の目標
最高で最強の営業マンになる
About: ひょうたん会議のうた
ひょうたん会議に、うたができました!
曲・歌:naoto terada
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楽しもう、ちょっとまじめな話を
ひょうたん会議
重要だけど、
緊急じゃない、
本音を言っちゃう
そんなこと
楽しもう、ちょっとまじめな話を
ひょうたん会議
Notes: チームワークを考えてみる byあめ
ひょうたん会議は「楽しもう、ちょっとマジメな話。」と謳っているように、気張らない少人数での飲み会形式で、普段あまり話さないようなことを敢えてトピックにしてみる、という場になっています。
■ひょうたん会議が実現したい2つの機会
これは「1.)多様でいて、そしてそれぞれの価値観の深みに触れる」ことのできる機会としてあるのと同時に、「2.)その場の多様性、深みに辿り着くためのテクニックを磨く」ことのできる、コミュニケーションスキルの学びの機会を目指してたりもします。
ひょうたん会議が目指すこの上記2つを、参加者が各々のコミュニティに持ち帰ることで活躍できてたらいいな、なんて思い描いています。
だからそんな思いに共感してくれる方には、ぜひひょうたん会議に参加してもらいたいな、と常々思っております。
■「個」の力と「集」のコンディション
とは言え特定の誰かの活躍に頼っている状態のチームや組織というのは健全ではない気がしていて、チーム全体として兼ね備えていたい要素やコンディションがあるはず、と学生の頃からなんとなく考えています。
それが土台にあってこそ、ひょうたん会議で得られる「個」の力がより発揮されるのでは・・・そんな仮説を立てています。
なので「個」へのアプローチとして機能しているひょうたん会議とは別に、「集」へのアプローチとして機能する何かも立ち上げられないかなぁ、と準備をしているところです。
今回はその準備段階のものを公開し、あわよくばフィードバックなり実験の機会を得ることができたらラッキーっていう魂胆の記事です。
■チームワークのABC...
まずチーム全体に兼ね備えておきたい要素を6つに絞ってみました。覚えやすくするためにA~Fを頭文字にしました。いつでもパッと思い出せるでしょう!
※完全に自分の経験則によるオリジナルですので、ツッコミお待ちしております。笑
A…action
行動できる、実行できる。B…brain
理論立てられる、論点を整理できる。C…creation
創造できる、具現化できる。D…dream
夢を掲げられる、目標を設定できる。E…evaluation
物事を俯瞰で見れる、正しく評価できる。F…flexibility
融通が利く、柔軟に対処できる。
以上の6つの要素をチームがどれだけ兼ね備えているか(欠けているか)、そういう視点で組織を診断してみた時に、そのチームが抱えている課題の原因がもしかしたら浮き彫りになるかも・・・しれません。
ではどのようにして組織を診断するか・・・?
■あなたはチームにおいてどんなタイプですか?
まず、皆さんはチームや組織、集団においてどんなタイプでしょうか?
A~Fの6項目を5段階で表現して、上のチャートで可視化してみてください。
ちなみに俺はこんな感じで自己評価してみました。
こう可視化してみると、確かに夢や目標を持っていて行動力のある人と組むと、やりやすいし自身もイキイキできるなぁと過去を振り返ってみて感じます。
自分に足りないものはメンバーに補ってもらって、お互いの強みを認め合いながらやれるチームって居心地いいなぁと個人的に感じるところです。
これはあくまで自己評価なので、周りからの評価とギャップがどれだけあるのか・・・機会があれば聞いてみたいと思います。笑
■チームのコンディションはいかがですか?
それぞれのメンバーのタイプを可視化したら、次にこのチャートを重ね合わせてみる(もしくは平均値を出してみる)。
するとチーム全体として欠けている要素、または重なりすぎて濃すぎてしまっている要素が浮き彫りになるかもしれません。
「なんかビジョンばかり掲げてるけど、行動が伴ってなくない・・・?」
「仕組み化したのはいいんだけど、その後の評価をまったくしてないよね・・・?」
「頭で考えすぎてるから、一度リセットして別の視点で練り直そうよ・・・!」
こんな感じで「集」にアプローチすることもできるのではないか?
「集」の課題が認識できた時、そこに所属する「個」として目指すべきものは何なのか?
ひょうたん会議、もっともっと深めることができるような気がしてます。
これらはまだまだ企画段階です。なにかヒントがあればぜひ教えてください。
また、なにかチームで課題を抱えていて、「かと/あめに試しに相談してみようかな・・・」という方、俺らも未知ですがお気軽にご連絡ください!笑
Eat&Drink: 湯島 居酒屋 瓢箪(ひょうたん)
こんなところに女子力はいらない。