Notes: ひょうたん会議が教えてくれた、コミュニティをつくりだす、ということ by かと
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昨日はひょうたん会議第8回「コミュニティを創りだす」でした。
「8って数字、ひょうたんみたいな形ですよね」
‥うーーむ、見ればみるほど・・やるな!
レポートを待たずに簡単に感じたことをシェアしておきます。
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「智に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」
夏目漱石 草枕
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コミュニティを創るとき、ひとの巻き込みにはいくつかのレベルがあるように感じます。
「義務⇒打算⇒意思(win-win)」
仕事だから、
上司命令だから、
の義務。
これやっておけばお金もらえるから、
逆にあれお願いしなきゃいけないから、
の打算。
やりたいから、
の意思
意思をもって参加している、そんな仲間を増やしていきたい。
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理性、感情、そして意地。
そんな言葉があります。
辞書的な意味は以下です。
理性:物事の道理を考える能力。道理に従って判断したり行動したりする能力。
感情:ヒトなどの動物がものごとやヒトなどに対して抱く気持ちのこと。 喜び、悲しみ、怒り、諦め、驚き、嫌悪、恐怖などがある
意地:自分が思ったことをどこまでもやり通そうとする気持。
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コミュニティの中心で創りだす人の心得
「理性で捉え、感情に訴えかけ、意地で信念を貫き通す。」
理性:
⇒あいまいさの排除、目的・目標、方針や戦略、ルールの明確化
⇒行動やコミュニティの活動の理由や背景を持ち、伝える
感情:
⇒ともに喜び、ともに笑って前向きに。
⇒言葉遣いや語調に気をつけ、共通の趣味や話題をつくることで話がはずむ
意地(信念):
⇒夢を語り合う
⇒共感をする
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メンターは自身の人生の夢に、
一生を楽しく過ごす
というものがあるそうです。
そんな夢に至るまでに、100歳まで生きたい、40歳までに村をつくりたい、老後のためにお金を蓄えておきたい、想いを共有できる仲間がほしい、など様々な想いを持っているのだとか。
そんなとき、コミュニティをつくりだす中心人物として、人と向き合うときには対等な立場であり、自分ができることはすべてしよう、一方で自分に不足していることはサポートしてもらう。
さながらワンピースのルフィのような考え方はひとつの同じ船の舵を取るリーダーを思わせるのでした。
コミュニティを創りだすことは仲間を増やしていくこと。
既に周りにあるコミュニティに入っていくのではなく、自ら創りだす。
理性的にそのコミュニティの曖昧さを排除し、言語化しにくいものを言葉に出す。
感情に寄り添って、楽しさを共有する。
信念を持って活動を続け、夢を語り合う。
そんなメンターの姿に草枕の冒頭の言葉を重ね合わせるのでした。
とかくに人の世は住みにくい
そんな言葉の背景には、一方を立てれば一方が立たなくなる。すべてのバランスの良さが住みやすい世(=コミュニティ)をつくりだすことに関係しているのではないか。
そんな想いを感じました。
‥みなさんが創りだそうとしているコミュニティではいかがですか?
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「楽しもう、ちょっとマジメな話」
重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。
ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。
その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。
メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。
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