ひょうたん会議

「楽しもう、ちょっとマジメな話。」をモットーに、“重要だけど緊急じゃないこと”をテーマにした飲み会スタイルの少人数制ゆるゆるセッション。

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話を聞きながら自然と頭に絵が浮かんできちゃった体験を思い出した話

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頭が良くなる 図解思考の技術 by 永田豊志

積ん読、読みました。


インフォグラフィックスを学んで、芋づる式に興味が湧いた領域。

著者の指摘:
(早い話が)
見たり聞いたりした情報を、構造化してメモを取って、整理して表現すると生産性ってグッと上がるよ。そのためにフレームワークとかちょっとしたイラストを使えるようになるとむっちゃ便利だよ?


確かに周りに沢山いる、すげー!って感じる人は説明が上手。

で、なんで上手なんだろうなって思ったら、
それは(早い話が)


頭の中に絵を描かせるのが上手い話し方をするから


なんだなぁと思ったことがある。


それは話自体が構成されていて、

時系列で理解できたり、
オチとなる過去の事実は最後までナイショにしといて、どーーんと心掴まれたり。
はたまた
聞いてる自分に2x2の表をイメージさせて抜け漏れないことを前提においてきたり。


外国人とやり取りする機会もあるんだけど、本当こういうことができちゃう人って人種とか国籍とか性別とか関係なくいるし、彼らには共通したものがあるんだろうな、くらいにしか思ってなかった。


けど

相手に絵を描かせる話し方をする

というのはひとつの解なのかもしれないなぁ。

本の内容としては、話し手の視点ではなくあくまで聞き手だったり自分自身の目線なんだけど、

そんなことを感じさせてくれた一冊でした。



以下、メモ
____

図解思考の技術
「経営とは、総合的な生きた芸術である。」by 松下幸之助

構造を描く

図解メモの利点
1. 早い
2. 関係性がつかみやすい
3. 抜け漏れや矛盾が分かりやすい
4. 覚えやすい
5. 編集しやすい
6. 転用しやすい

思考パターンを頭に沢山ストックする。
→フレームワークの6パターン
1. ツリー型→ロジックツリー、企業組織図、分類ツリー
2. マトリクス型→プロコンリスト、スコアリング、担当割、swot、ppm 、vrio、バランススコアカード、時間管理
3. フロー型→aidma、マーケティングプロセス、sipoc、toc理論、バリューチェーン、フィッシュボーン
4. サテライト型→相互依存関係、3C、デルタモデル、7S
5. サイクル型→pdca、サービスプロフィットチェーン
6. グラフ型→パレートの法則、ロングテール理論、プロダクトライフサイクル、損益分岐点、価値曲線、需給曲線、経験曲線(生産量と単価コストの関係性)
*オズボーンのチェックリスト、KJ法、NM法

点線で未来のことや過去を表す

太さで強さや着目点を明示する

6つの分解軸
1. 要素
2. 絶対量
3. 割合
4. 変数→横軸と縦軸の設定
5. 評価軸→ポジショニング
6. 時間軸

グループ分けをする
→人物相関図がヒントに

ちょっとしたアイコンを使う
→icon finder



参考
図解主義!
日経新聞で鍛えるビジュアル思考力
描いて売り込め!超ビジュアルシンキング
考える、まとまる、表現する
佐藤可士和の超整理術
1分イラスト
ファシリテーショングラフィック
絵文字の技術
最強のビジネス図解ワークブック
チャートで考え、伝える技術
オトナの説明力!
最強のフレームワーク100
発想フレームワーク55
戦略フレームワークの思考法
マッキンゼー流図解の技術
図解思考の技術