ひょうたん会議

「楽しもう、ちょっとマジメな話。」をモットーに、“重要だけど緊急じゃないこと”をテーマにした飲み会スタイルの少人数制ゆるゆるセッション。

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Notes: ひょうたん会議をコーチングしてもらっちゃいました by かと

はじめての方へ→ ひょうたん会議とは?

ひょうたん会議を通じて自分たちの学びもより深化させていくべく、連続インタビューセッションを実施しています。

 

第一弾はコチラ

hyo-tan.hatenablog.com


第二弾は峯崎康太(みねざきこうた)さん。彼はかとの大学時代のゼミ仲間でありながら卒業後コーチングを専門にこれまで活動し続けている方です。

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テーマは「ひょうたん会議の今後」です。
これからのことや目指す像についてワークを通じたセッションでより明確になりました。
今回はふせんや本、ペンといったその場にあるものを使ってテーマを表現する、というもの。


まず未来を描きます。

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このとき表現したのは、「輪」・「コミュニティ」。色別にメンター・ファシリテーター・プロテジェ、そして会には参加しないけれど応援してくれる多くの人。
この中心に企画の発案者である自分たちがいます。

1回、2回・・とひょうたん会議を続けていくその先には「ひょうたん会議」に関係するコミュニティができている。
そしてファシリテーターもわれわれ二人ではなく、増えている。そのコミュニティでは「重要だけど緊急度が低い」ことについて悩んだり考えたりするひとたちが集っている。
この問題解決は各回に参加したグループだけでされるのではなく、コミュニティ全体で助け合ったり取り組んだりしながら解決されていく有機的な存在になっている。

・・わたしたちの活動の先にそんなゆるい連帯感でつながっているたのしいコミュニティを見ています。


そしてそれを現在とつなげていきます。

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現在はひょうたん会議の「実践」と「学び」があります。(学びを本で表現していて、人に会って話を聞いたりファシリテーションやメンタリング、コーチングについて学ぶことが該当しています)

その間をつなぐのが中期的な到達点。

今構想しているのが「公開ひょうたん会議」。メンタリングやファシリテーションについて学びたい人を募り、ひょうたん会議を観察してもらいます。そこで体系的に会議で行われているファシリテーションにゃメンタリングについて考察を深めてもらう。
そうすることで点としての毎回の会議をスケールアップさせ、面として機能できるように深化させることが可能です。

頭には思い描いていたことも、こうして手を動かしながら考えて表現してみるとより具体的に整理されてイメージをつかむことができました。
特に未来に関してのイメージはより温度感を持って想像して描くことができました。


このセッションを通じて峯崎さんから教わったのは以下です。

① コーチングは「自分との対話」を促進してあげること
 本人が本当に悩むことは何かを引き出してあげ、解決のきっかけを共に模索するプロセス。その手法はさまざまあるけれど、「自分と向き合う」感覚をつかんでもらうことが一番大切だといいます。
 自身と向き合えている状態とは、本質的な課題について理解できている状態、もしくは自身の見たくないところにきちんと目を向けて向き合っている状態、のことを指すのだそう。
 逆に自身と向き合えていないと自分を責めることに留まってしまい、自己肯定感が希薄になってしまっているのだそうです。

 

② 限られた時間でのセッションを効果的にするためには信頼関係の構築が必須
 コーチングで一度に取れる時間は限られています。そのため、信頼関係の構築が必要不可欠、と峯崎さんは言います。質問の仕方・セッションのつくりかたを工夫することによって本音を出しやすい環境を用意してあげる必要があると。
 この本音で話せることをクリアリングと言うそう。

 

③ 大きなリアクションと次を話したくなる相づちと会が終わったあとのフォローアップ
 セッションの間、大学時代の彼とはまったく違う一面がそこにはありました。それは確実にプロでコーチングを実践している匠があるようでした。
 テーマが未来を考えて表現することだけに、話をしながらもところどころ理解してもらえるか不安だったり、整理できていないままに言葉になっていることが多くありました。
 そんなとき、彼は口を挟むのではなく、大きなうなづきであったり、次を話しやすくする相づちを一言添えてくれたのでした。これによって②の信頼関係もさらに高まって話がドンドンと前に進んでいくおもしろさを覚えました。
 さらにニクいことに、会が終了したあとに「少しまとめたから参考までに」とセッションのまとめを作って送ってくれました。

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こんなささやかな心遣いに感動しつつ、ひょうたん会議そのものにも自分自身のコーチングに関する理解にも深みを増すことができた濃密な時間でした。

 

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「楽しもう、ちょっとマジメな話」

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。

 

メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。

 

ひょうたん会議の興味通知フォームできました。 登録はこちらから。

http://goo.gl/forms/1PojL7KLMj 

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hyo_tan@outlook.jp