【保存版】演劇経験者が選ぶ、はじめてでもきっと演劇に興味を持てるようになるラーメンズのコント10選
この記事では演劇経験のあるわたしが独断と偏見で選ぶ、観たらきっと演劇に興味を持つ、「ラーメンズのコント10選」をお届けしたいと思います。
はじめての世界に足を踏み入れることは、重要だけど緊急じゃないこと
「今まで触れたことがない世界に足を踏み入れてみる。」
きっかけがあれば試してみたいけれど、特に機会もないので何も変化が起きない―。そんなことは日常の中で沢山あると思います。
好奇心は持ち合わせているけれど実際の行動にはなかなか現れない。
動物は、過去に見たことや体験したことがない場合、まず逃避という行動を取ります。ところが一度それが危険でないとわかった場合、においを嗅いだり体で触れてみたりとまるでそれに好奇心を持っているかのような行動を取ると思います。
この、「好奇心の発露」をわたしたちがコントロールできたり、意識的に捕らえることができれば、より人間たる豊かな人生を送ることができると信じています。
これは子どもがかつて、なんでなんで攻撃を仕掛けてさまざまなことを知り情報を集め、好き嫌いや楽しい悲しいなどの判断を下せるようになっていくプロセスと根本的には共通していると考えます。
より多くの情報が入ってくる状態になるためには好奇心が必要で、あれ?なぜ?といった疑問を持つことで未知のことに対する受容性ができると思うのです。
これこそまさに「重要だけれど、緊急じゃないから放っておいてもいいこと」に分類できるのではないでしょうか。
この記事を通じてこれまで演劇に興味がなかったひとがこれを通じてちょっとでも好奇心が湧いたら書き手冥利に尽きます。
ラーメンズの芸はコントという境界線を壊している
ラーメンズ、という芸人がいます。
彼らは現在活動を休止しているのですが、(実は6月26日に復活するそう)
彼らの作品はもはやコントの領域を出ていると感じざるをないことが多いのです。
10の作品をとっつきやすいものから芝居の楽しみを感じられる一本まで、選んでみました。本来であれば、舞台はひとつのコントで完結するものではなく全体を通じてようやく成立するものなのですが今回はもちろん紹介編ということでそのあたりを一切無視していきたいと思います笑 わたしが選ぶ、ラーメンズのおすすめ、いってみたいと思います。
はじめてでもきっと演劇に興味を持てるようになるラーメンズのコント10選
① 日本語学校 アジア編
まずはみなさんご存知、「しんばし!しんばし!」のあれです。
② タカシと父さん
ラーメンズといえばもじゃもじゃの片桐さんの強烈な個性がまずはとっつきやすいポイントです。
よくひとりでこんなにしゃべれるなぁ・・
③ バニー部
そして相方こばけん(小林賢太郎さん)もひとりで演じます。
このあたりで、あれ、こばけんも器用なんだな、と気がつき始めます。
④ プーチンとマーチン
そして徐々にふたりが発するメッセージに心奪われていきます。
⑤ 金部
いるいる、こういう人。をまさに見せつけられます。
⑥ 小説家らしき存在
そして見ていけばみていくほどに、こばけんの才能の豊かさに気がついていきます
そしてよく練られた構成に後半は釘付けに。
⑦ 科学の子
感情の変化、「入と出」の時間の変化を芝居の中で感じさせてくれます。
人物の背景にまで想像をかきたてる豊かな表現と次々に明らかになっていく仕掛け。
⑧ 条例
同じ話でも表現が変わるとこうなる、という表現。
⑨ 銀河鉄道の夜のような夜
芸術作品としてとても完成度が高いことを感じさせる一本。
⑩ 採集
最後に鳥肌が立ちます、必ず。
えー、もう10個終わりか!と思ってしまった方へおまけ
おまけ 名は体を表す
ひとつの会話からここまで広げられたらもう合コンでは無敵でしょうね・・笑
いかがでしたか?
最初はちょっとしたきっかけかもしれません。
しんばし!のやつ知ってるなーとか、もじゃもじゃのひと面白いかも、とか。
そんなとき、少しでいいからもう少し深いところまでいってみる。もしくはよく知っている人に少し教えてもらう。
そんなちょっとした心がけで好奇心を行動に移して、重要だけど緊急じゃないことに取り組むことができるのかもしれません。
★合わせて読みたい(緊急度と重要度)
「楽しもう、ちょっとマジメな話」
重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。
ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。
その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。
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