ひょうたん会議

「楽しもう、ちょっとマジメな話。」をモットーに、“重要だけど緊急じゃないこと”をテーマにした飲み会スタイルの少人数制ゆるゆるセッション。

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Notes: 女子会に飽きた女子が教えてくれた、人と話すときに気をつけるコツ 3つ

はじめての方へ→ ひょうたん会議とは?

「会議」と名前のついている、ひょうたん会議。

少人数で話をするこの会は、楽しもうちょっとまじめな話、をキャッチコピーに、雰囲気はまるで普段の飲み会で、飲みながらだったらちょっとまじめな話もとっつきやすいよね。そんなスタンスで実施しています。

 

そこでよく出てくるのが「会社の飲み会に辟易してしまった」という言葉。

 

今回はそんなちまたで開催されている女子会の裏側を覗き込むことによって、ひとはどんなときに「あー、この会つまらないな」と感じるかの考察をしてみたいと思います。

 

そこで参照したのはこの記事。

○割の女子が女子会にウンザリ……気になる理由4つ「近況報告と言う名の自慢」「聞き役ばかり」|「マイナビウーマン」

 

これによるとまずマウンティング、という言葉があるそう。

matome.naver.jp

 

マウンティングとは
(相手の話を否定したり何気なくバカにしたりしてから、自分を持ち上げる行為)

 

 とのこと。

 

 

そんな女子会に飽きた女子からの言葉を受けて、ひょうたん会議のインプットは以下です。

 

1.相手の話を否定したうえで、自分自身の話を持ち出さない

 相手の話に基づく考え方や事実認識を否定すること自体はコミュニケーションにおいて必要なことだと思います。違うものは違う、と言うこと。ところが、ちょっとしたボタンのかけ違いで印象が大きく変わってしまうのも事実。人の話を否定するところまではいいが、そのあとに自分はそんな否定を受けてあたかも自身が優位に立ったかのような話し方をしてしまいがちです。

 そうではなく、否定は否定で完結させる。

 (否定したあとに自分の考えを乗せられると、人格まで否定されているような気持ちになる。。?)

 そして、自身の考え方はそのあとに述べる。あくまで分けて考え、表現すべきである、ということです。

 

 

 

2.話していることが「自慢」になっていないか気づける自分をつくる

 自慢、とは多かれ少なかれネガティブな意味を込めて使われることが多いと思います。それでは、「自慢」とはなんでしょうか。

 

自慢:自分のこと、自分に関係の深いものを、自分でほめ人に誇ること

 

誇る:他に対し得意の様子を示す

 

得意:志し(たもの)を得て満足感にあふれること

 

つまり、自分自身に関することについて他者にその満足感を伝えること、を自慢というのだそう。要は人に「自分のxxに満足してるんだ」や「わたしの知り合いのxxがxxxxで、満足してるんだ」といったことは自慢にあたるようです。

 

 (主張もいいけれど、自分が自分が、は嫌われちゃいます)

 

 

ここで注意したいのは、「満足している状態」がすべて悪いというのではなく、「自分自身に関することについて」満足している、と言うことが自慢であることに気づく必要があります。

 

 

 

3.同調ばかりではなく、発展性のある相づちを心がける

 人と話をするとき、つい「うんうん」とうなづいてしまう。というのは日本人なら大くの人が経験があるのではないでしょうか。 

 これもそのうなづき自体を否定しているのではなく、そればかりではつまらなさを助長してしまうよ、ということ。

 これはファシリテーターに求められるスキルのひとつでもあります。

hyo-tan.hatenablog.com

 

 ひょうたん会議においては、ファシリテーターは「質問(情報収集、整理、深堀り、原点回帰)」が求められるスキルだと考えています。

(会話はキャッチボール。わかってはいるけれどなかなかできないのが人間のサガ)

 

 これらは、「5W1H(What, When, Where, Who, Why, How)」を通じた質問による情報収集や、「それってつまり〜xxxxx」といったリフレージング、「そのときって具体的にどう思ったの?どうしてかな?周りはどんな反応だっただろう?」といった深堀り、「ところで立ち戻ってxxxx」という原点回帰の質問だと思っています。

 

 話をするときにはこれらリアクションの引き出しをもって臨む。そうすればおのずと創発的で生産的な会話とリアクションのキャッチボールができるのではないかと考えるのです。

 

こんなヒントをもとに、次回からの会議も楽しみたいと思います。

 

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「楽しもう、ちょっとマジメな話」

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。

 

メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。

 

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