ひょうたん会議

「楽しもう、ちょっとマジメな話。」をモットーに、“重要だけど緊急じゃないこと”をテーマにした飲み会スタイルの少人数制ゆるゆるセッション。

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Notes: 大人がマジで涙してチームメンバーの心に「響いた」話 by かと

はじめての方へ→ ひょうたん会議とは?

先日、立教大学有馬ゼミのサブゼミに参加して来ました。

 

4年生が企画を担当し、今のゼミ生に必要なコンテンツは何か、プレリサーチからコンセプトシートづくり、企画の絞り込みと周到な準備。マーケティングのゼミにふさわしい、素晴らしい内容に仕上がりました。

 

テーマは「有馬ゼミのワクワク宝地図をつくろう!」。

 

ビジョンを見出して描き、向かう 

日々のコンテンツに忙殺されて自分たちのゼミに対するビジョンが見えない。

こんなゼミになったらいいのに、はぼんやりあるけど具体的な行動までは考えが浮かばない。

毎週書く4,000字レポートやディベート、研究活動などに追われてそれぞれの意義が見えなくなるときがある。

 

そんな重要なのに緊急じゃないから放っておく、ビジョンのことをあえてみんなで話す時間。

とても抽象度が高く、属人的な性質をもっているけれど、企画者が上手に落とし込んでくれました。ひょうたん会議にも通じる、濃密な時間になりました。

 

 

みんなが目指すワクワクできるゼミって何?

その理想と今の現状のギャップは?

じゃあ解決策は?

 

右脳でビジョン(=わくわく、夢)を描き、

左脳で解決策をあぶり出すー。

 

 まさにアートとサイエンスの融合

もうこれをパッケージにして全国の悩めるチームに試してほしい、そんなわかりやすくて意味のある、楽しいセッションでした。

 

こうして過ごした4時間は本当にあっという間でした。会終了後には、沢山のポジティブなフィードバックが飛び交っていました。

 

そんな中でも、サブゼミ夏の陣に取り組んでくれた田村くん(仮)の流した涙が印象的でした。

 

「この1年間、同期や後輩と一緒にゼミのビジョンについては話し合って来た。それでもこのたった4時間で、ゼミ生の顔つきが変わってこんなに効果のある会が企画できたなんてー。

 

先輩が自分たち後輩のことを考えて企画してくれたことが最高に嬉しい。だけど企画者としてはやられた気がして凄く悔しいんです!」

 

涙ながらに皆の前で熱く語った田村くん(仮)を見ていて、こちらも胸が熱くなりました。

もらい泣きをする同期たちを見ながら、さらなるゼミの発展を確信して帰路につきました。

 

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その本気の涙はそれまでに込めた思いや掛けた時間をまさに体現しているようで、涙で言葉が途切れ途切れになったとしても心に伝わって来る、まさに「響く」体験となりました。

 

① 本気の涙には「響く」力が宿る

 それまでの込めた思いや掛けた時間をほとんど知らない我々OBですらその本気具合に圧倒されて一瞬で空気が張り詰めました。本人が物腰こそ柔らかいもののすくっと立ち上がって語り出したときには誰もが目を奪われ耳を傾けました。最初こそ飲み屋で泣いているその異常さに笑いものにする声が飛び交いましたが、本気さが伝わるや否や、心を傾けました。あぁ、これを響く、と呼ぶのかな、と感じた瞬間でした。

 

 

② 「響いた」、その場は説明のいらないポジティブな感情に包まれる

 その場にいたそれぞれが響いた状態になると、人によっては同じ感情に作用されて涙を流したり、うなづきやリアクションを忘れて一点を見つめる状態になったりします。そののちにえも言われぬポジティブな感情に包まれるのを感じることができました。そしてそれぞれが前向きでひとつの共通認識を得たような雰囲気に包まれました。

 

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「楽しもう、ちょっとマジメな話」

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。

 

メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。

 

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