ひょうたん会議

「楽しもう、ちょっとマジメな話。」をモットーに、“重要だけど緊急じゃないこと”をテーマにした飲み会スタイルの少人数制ゆるゆるセッション。

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Books #4: 今日から人生を変えるためのエンジンになる本 ★★★☆☆

はじめての方へ→ ひょうたん会議とは?
*★はひょうたん会議を深化させるために参考になった度合いを指し示しますので一般的なレビューではないことご了承ください

今回はTwitterでたまたま目にしたはあちゅうさんの本。Kindleで読め、かつ無料で読めるということでこれまでまったく彼女のアウトプットに触れたことはなかったのでより興味わいて読んでみました。
これまでの彼女のアウトプットをベースに構成されていて、その語り口調からもすぐに読み進められまさに「今日から」何かを変える、前向きなヒントを得ることができました。
 
こうしたインプットでわたしが意識をするのは、「ひとつでいいからアクションをする」こと。ふむふむなるほど、で終わらずに実践に移してみること。その意味ではあちゅうさんの文章からはわかりやすくて明快な指摘と論理を感じることができ、「じゃあ自分はどうしようか」とすぐに内省化できる点で、前向きなヒントを得ることができました。
 

 (インプットをアクションに変えてこそインプットに意味が出る) 

 
以下引用での紹介。

考えられる範囲でいいのですが 、 2 、 3 、 5年後と 、ちょっと先の未来に自分が今の会社で働いてるイメ ージが持てるのならばその場にいるべきですし 、逆に 、ほかにやりたいことあるのであれば 、そちらへル ート変更してみてもいいんじゃないかな

 

以前は “目立ちたい ! ”という気持ちのほうが強くて 、テレビの出演オファ ーってやはり人生でもなかなか無いことだから出てみたいと思っていたのですが 。最近では 、出たいとは思うものの 、何かのコマとして出たくないと思うようになってしまいました 。 「これは自分らしい仕事かな 」とか 、 「自分の言いたいことと合致してるだろうか 」とか 。たとえば恋愛関連のお仕事でも 、 “アラサ ー負け犬 ”という立ち位置にされがちで 。でも私 、あんまり “負け犬 ”って思ってないんです 。今も 、選択して独身で 、結婚したいって渇望しているわけでもないので 、その役割を押し付けられることは自分らしくないから出たくないって思ったりとか 。 ( h t t p : / / w o t o p i . j p / a r c h i v e s / 1 5 9 5 6 )

 

この文章からひょうたん会議で取り扱う「重要だけど、緊急でなくてつい放っておいてしまうこと」へのインプットは以下です。
 
① 描ける範囲で具体的な未来の自分を想像してみること
 少し未来の自分を描こうとするとき、ときに遠い未来を想像することがあります。この遠い未来になりたい像やなっていたい状態のことを「ビジョン」と呼ぶなら、描ける範囲での具体的な未来像は「マイルストーン(=到達点・目標)」と表現できそうです。

(描ける範囲で具体的に 未来を描くことはマイルストーンを持つこと)

 
 
② その未来像(=マイルストーン)から逆算して今を、そして過去の自分も「選択」すること。
 描いたマイルストーンは具体的で日々の自分自身の行動に判断基準を与えてくれます。
 たとえば「3ヵ月後に5kg痩せているんだ」と目標を設定すれば、「ここで米を食べないのは炭水化物の摂取をコントロールするためだ」と行動の判断基準になるのと同じです。
 描ける範囲での将来に、なりたい像や状態を設定する。そのマイルストーンを軸に、日々の自分の行動に判断基準を与える。そうすることで目の前に与えられた選択肢に自らの意思で「選択」するチカラ強い自分が生まれる。そんな読み解きをしました。だからこそはあちゅうさんもそれまでの自分は与えられた選択肢に対して当時感じていた「目立ちたい」という思いでの選択から、「自分らしさや自分が発信したいこと」を基点とした選択に変化しているのだと思います。
 

 (マイルストーンが判断基準となって選択を導いてくれる)

 
 実際に、過去の書籍一覧を見ても一番伝えたい、届けたい書籍が一番うえに来ているし、つけているタイトルも変わってきているな、と感じます。この変化はまるでローラさんが愛されタレントとしてバラエティに引っ張りだこだったときから、徐々にテレビCMやモデル業の露出機会を増やすことでクールなモデルとしてブランディングしていった様に似ているように感じました。はたまたダイヤモンド☆ユカイさんのバラエティ進出やTMNの木根さんがギターが弾けないことをカミングアウトしたことも似た選択かもしれません。(そういう意味ではマーケティング的側面で考えても面白いのかもしれない)
 
わたし含めみなさんもこのマイルストーンを置いてみること、そして実際に何かを選択したり、逆に選択しなかったりすることに少し時間を割いてみてはいかがでしょうか。

 

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 ひょうたん会議ってなんだ?

hyo-tan.hatenablog.com

 

「楽しもう、ちょっとマジメな話」

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。

 

メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。

 

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