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ひょうたん会議

「楽しもう、ちょっとマジメな話。」をモットーに、“重要だけど緊急じゃないこと”をテーマにした飲み会スタイルの少人数制ゆるゆるセッション。

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Notes: ライフネット生命のインターン生の事例から再考する、「目的」をハラオチさせることって? by かと

はじめての方へ→ ひょうたん会議とは?

少し前に話題になったこのお話。

ライフネット生命の岩瀬社長の体験談です。どうしてもインターンさせてほしいという熱意に打たれて採用したインターン生に名刺入力作業をお願いしたものの、意図ややりがいがハラオチできずに1-2週間で辞めてしまった、というエピソード。

 

www.youtube.com

この内容に世間は賛否両論あったようです。

 

わたしはこれをひょうたん会議らしく捉えてみました。

結論からすると、社長も学生も「目的」がハラオチしていなかったためにご破算になってしまったのではないか。と感じるのです。

 

・社長のインターンを採用した「目的」はなんだったのか?

当時、熱意に打たれて「よし、じゃあおいで」と招き入れたという行動の裏には必ず目的があったはずです。それは単なる行動の理由ではなく、意識の理由が存在していたはずだと考えるのです。

行動の理由を考えれば「インターン生が待ち伏せするほどにしつこかったから仕方なく採用した」となるかもしれません。しかしこれは行動の理由であって、「しつこかったにも関わらず、チャンスをあげようと意思決定した」意識の理由が存在するはずなのです。

もしかしたら「自分よりも若い人にチャンスを与えることによって、よりよい日本の社会に貢献したい」と思っていたかもしれないし、「自社の成長を共に支える仲間を増やして仕事をしていたい」と感じたからかもしれません。

それにも関わらず、学生が「辞めたい」と思ってしまうまでその変化に気がつけなった。依頼している作業の重要性について語ってあげることができていなかった。重要度は高いけど緊急度が低いから放っておいてしまった。この事実には再考の余地があるように思うのです。

(実際には自分自身・会社の限られた時間やお金といったリソースを含めて意思決定することだと思うので、今回の結論そのものは論じえませんが)

 

・学生インターンをそこまで掻き立てた「目的」はなんだったのか?

当時、社長に直談判して扉の前で待ち伏せしてまで「お願いします!」と突き動かした行動の裏には必ず目的があったはずです。こちらもそれは単なる行動の理由ではなく、意識の理由が存在していたはずだと考えるのです。

行動の理由を考えれば「熱意を見せてインターンさせてもらうためには人とは違う行動を取る必要があるから」となるかもしれません。しかしこれは行動の理由であって、「ライフネットでのインターンだからこそ、なりたい自分に近づけると考えた」意識の理由が存在するはずなのです。

もしかしたら「自分自身に高いハードルを課すことで岩瀬社長のような人間になりたい」と思っていたかもしれないし、「世の中に未だ見ぬ新たな価値を提供したい」と感じたからかもしれません。

それにも関わらず、社長が「名刺入力しておいて」とお願いしたことが自分のなりたい像につながっていると気がつけなかった。重要度が高いのに緊急度がなかったために能動的になれなかった。この事実には再考の余地があるように思うのです。

(実際には自分自身の限られた知識や経験といったリソースを含めてハラオチさせなければならないと思うので、今回の結論そのものは論じえませんが)

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今回の件を受けて世の中の反応はさまざまだったけれど、「目的」についてハラオチしている人は強い。そう感じるきっかけになりました。

 

 最後に、目的と目標について少し考えることがあってまとめたので乗せておきます。目的と目標、という観点でもまた書くかもしれませんが。

www.slideshare.net

 

 

 <目的>

1. 「実現したい」、像や方向性

2. 自身を内側から駆り立てるもの

3. 行動の理由ではなく意識の理由

4. 抽象的で数値化不能 

5. 自分がもやもやしたときに助けてくれるのはいつも目的 

6. 重要度は高いけど緊急度は低い

 

<目標>
1. 「目的を果たすため」の通過点

2. 自身を外側から駆り立てるもの

3. 抽象的な状態や意識でなく行動

4. 具体的で数値化必須

5. 自分が行動を起こしたいときに力を与えてくれるのはいつも目標

6. 重要度は高いし、緊急度が高い

 

 

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「楽しもう、ちょっとマジメな話」

重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。

ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。

その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。

 

メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。

 

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