ひょうたん会議

「楽しもう、ちょっとマジメな話。」をモットーに、“重要だけど緊急じゃないこと”をテーマにした飲み会スタイルの少人数制ゆるゆるセッション。

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Books #1:事件は現場で起きてるんじゃない、会議室で起きてるんだ!「会議質」 ★★☆☆☆

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*★はひょうたん会議を深化させるために参考になった度合いを指し示しますので一般的なレビューではないことご了承ください

 
 
さて、ひょうたん会議を進めるうえでさまざまなインプットをしていますのでそこでの気づきもまとめてシェアしていきます。
ひょうたん会議ではすべてオープンリソースを基本の立ち位置としており、ノウハウや学びのポイント、参加者の感想なども公開しています。
 
今回はおちまさとさんの会議質。マルチに活躍されているおちさんだからこそハラオチしている会議のあり方、有効性、良い進め方が読みやすくまとめてあります。
事件は現場でおきてるのではない、会議室でおきてるんだ!と言うほど会議の重要性を感じておられます。
 
この本の中でわたしの琴線に触れたのは「会議とは時間を巻くためにある」という定義に言及した点。
大昔から会議というものは行われてきたけれど、ひとりでは考えられないことや、敵が攻めてきて早急に状況把握や対策のすり合わせをするのに会議が開かれていた。このときは考える時間の短縮、自ら敵襲の状況確認をする手間、対策をひとりひとり伝えるのを短縮していたといいます。
 
ひるがえって、自身が今参加している会議は何を短縮してくれるでしょうか?
 
そしてひょうたん会議では参加者の何を短縮してあげられるでしょうか。
 
・ひょうたん会議が短縮するもの
皆が集まって重要度は高いけど緊急度の低い問題について話をする。
この意味では考え出すための滑走路の役割を担っています。このため、主にプロテジェが重要度が高くて緊急度の低い問題に取り組むまでの時間や労力を短縮しています。
 
また、ファシリテーターが議論を通じて議題の本質や深掘りを促すことによって議論の深化を効率的にする役割を担っています。このため、場が議論を見失うことを避け、深化のための方向性を示しつつ共通認識を取りもち、無駄な議論をする時間を短縮しています。
 
 
こんな学びのあった本でした。
こんなアプローチでインプットをひょうたん会議に転換して学びを深めていきます!