Notes: ひょうたん展で見えたひょうたん会議のブランドストーリーに生きること by かと
先日、先輩の紹介で国立科学博物館にて開催されていたひょうたん展にあめといってきました。
ひょうたん会議は1人のメンターと2人のファシリテーター、そして3~5人のプロテジェで行われるセッションですが、その構成をあらわすようにひょうたんをモチーフにしています。
(街中にあるものもひょうたんっぽく見え始めたらそれはいわゆるアレですね・・)
それまで知らなかったけれどひょうたんって奥深いんです。
①日常的に価値のある存在
水の容器として、貯水や水を運ぶ容器、水筒のほか、一時的に水を貯めて使う洗面器、たらい、ひしゃく、食器のボウル、椀、鉢、コップ、皿などから~中略~など70を超える用途がある。
生活に密着して、普段から頻度高く使用されていた生活必需品の側面と・・
②非日常的にも価値のある存在
ひょうたんは中に空洞ができる。のぞいても中はうかがいにくい。その空間を中国では不老長寿の霊気の源とし、別の世界が存在するとされた。~中略~その神秘性は呪具にされ、魔除けにされた。かぶると憑依する仮面をはじめ、身につける帽子やアクセサリーなどでも利用される
その存在自体の魅力から、神秘的な存在であったり、自身を彩るために使用された精神的拠りどころの側面を併せ持ったもの。
そんな日常と非日常の両側面において活用されていたのがひょうたんだったようです。
これらをひょうたん会議に当てはめてみます。
ひょうたん会議におけるメンター、ファシリテーター、プロテジェのそれぞれは、メンタリング・コーチング・進行・合意形成・引き出し・深堀・質問・傾聴などといったスキルを活用しながらセッション内でもコミュニケーションにおける重要なスキルを発揮したり学んだりすることができる。これは普段の生活でも役立つことであり、ひょうたん会議に多様な人が集まるからこそ提供できる価値です。まさに日常的な価値。
そしてわれわれが取り扱うのは「重要度は高いのについ放っておいてしまう緊急度の低い」問題。
これらを通じて、その問題をさらに本質的に、かつ個々人がハラオチして理解すること。そしてその問題に対する解決策のビジョンが明確になって、アクションプランが見える状態を目指す。
もしかしたらその場ではすぐに解決しないかもしれない。けれどいつかきっとそのときのセッションで話したほかの参加者が持つ価値観やメンターから聞いた過去の経験談が役に立つ日が来る。
そう信じています。
この普段は考えることがなかなかできない重要な問題に取り組む。それが非日常的な価値といえるのではないでしょうか。
このひょうたん会議の持つ①日常的に使えるスキルについて触れることができ、②普段はなかなか触れられない重要だけど緊急でない問題への思索、の両側面を価値として提供できる場であり、ブランドなのではと考えています。
「ひょうたんから駒」
意外なところから思いもよらないものが飛び出すことの喩え。(Weblio)
こんなことわざのように、セッションを通じて思いもよらない駒が出ることを願って引き続き進めていきます!
(しかし国立科学博物館はひさしぶりに来ました)
----------
「楽しもう、ちょっとマジメな話」
重要度は高いけれど、緊急度が低くてつい後回しにしてしまう、誰もが抱える問題。
ひとりの教え手がいて進行する学びのスタイルではなく、教えを受けたい(課題を抱えた)参加者による双方向な学習機会を提供します。
その間を取り持つのが我々ファシリテーター。論理的な思考を目指しながら進行と質問を通じてメンターそしてプロテジェの両者の間に立ち、「情報収集・整理/ 堀り下げ/ 原点回帰」をしながら進めていきます。
メンターに対して、過去の経験や判断の基準となる価値観を聞き出したり、自分たち自身の価値観を引き合いに出しながらより多面的な学びの時間を目指します。
ひょうたん会議の興味通知フォームできました。 登録はこちらから。
http://goo.gl/forms/1PojL7KLMj
お問い合わせはこちらまで